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幽霊屋敷に成り下がってたまるもんか ページ33

と私にすがりつくゴリラは放っておこう


その頃拝み屋は屯所内を見て回ってくれていた




チャ「ざっと屋敷を見させてもらいましたがね こりゃ相当な霊の波動を感じますねゴリラ」

部屋に招待し、拝み屋の話を聞く私たち


…ほんとかしら


怪しいとは思うが、どうやら霊にとり憑かれているらしい


近「あ 今確実にゴリラって言ったよね」

笠「まァ とりあえず除霊してみますかねこりゃ料金も相当高くなるゴリよ」


ゴリが語尾の時代到来かっ


土「オイオイ なんか口ぐせみたいになってるぞ」


「あ そうださっきお茶入れて来たゴリ 良ければいかがゴリか?」

近「うつった!!」

笠「ありがたく頂戴するゴリ」

拝み屋が屯所を回っている時に入れたお茶を出してもいいかの返事を聞き、3人の横からそっとお茶を置いた


沖「して霊はいかようなものゴリか?」

近「またうつった!!」


チャ「えーと……工場長」

最後の眼鏡で髭の人にお茶を置いた瞬間、笠を被った人がチャイナ服を着た子の頭をはたいた

それにびっくりしてお茶を守るためスライディングしてずっこけた私のことをその辺に置いてあった私がいつも持ってる短刀でお兄ちゃんが鞘をつけたまま投げつけた


「いだっ」

強く投げすぎだろ


笠「えーベルトコンベアにはさまって死んだ工場長の霊です」


「ベルトコンベアにはさまる工場長とかどういう状況!?つかベルトコンベアってはさまる要素ある!?」

近「あの〜みんなが見たって言ってるのは女の霊なんですが」

眼鏡「間違えましたベルトコンベアにはさまって死んだ工場長に似てるって言われて自 殺した女の霊です」

土「なげーよ!工場長のくだりいるかァァ!?…でおめーはいつまでその体制なんだよ」



…誰もツッコんでくれないかと思った(泣)


「…足が痺れて立てなくなったんでさァ」

沖「アホか」

「手伝えコノヤロー」

そう言って睨むとお茶は最後の眼鏡くんに置いてくれて、戻った…………え、私は!?


笠「とりあえずお前 山崎とか言ったか…」

山「え?」

笠「お前の体に霊を降ろして除霊するから」


そう言われザキは拝み屋に囲まれた

山「え…ちょ除霊ってどーやるんですか?」

『お前ごとしばく』


山「なんだァ それ誰でもできるじゃねーか…」

その嘆きはチャイナ服の子のボディブローにより掻き消された


『ハイ!今 コレ入りました霊入りましたよ〜コレ』

土「霊っつーかボディブローが入ったように見えたんですけど」



『違うよ私 入りました』

信じるか信じないかはあなた次第ってマジでほんとだよなァ!!→←嘘つきだから泥棒化するんだろ



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作者名:みゅち | 作成日時:2021年1月21日 18時

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