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見たことないモノを見た時は迷わず逃げろ ページ29

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事は数十分前に遡る。


「お兄ちゃん 私ちょっとだけ屋台見てくるすぐ戻るから」


土「…サボんなよ?」

「誰と一緒にしてんだよ 総悟じゃないから大丈夫でーす」


そう言ってお兄ちゃんに許可を取り、少しだけ屋台を回り始めた


『腕時計ゲーッツ』

聞き覚えのある声に少し横を向くと


「……総悟の野郎…私の事見捨てたな!?」


イカ焼きくわえながら屋台のおじさんのことを神楽ちゃんと一緒にいじめてるようにしか私は見えない…その傍らで新八くんが少し引き気味なのも見える


あきれて先を進むと腰に刀、関わっちゃいけない雰囲気…まさか、こいつが?


刀に掛けた手は震え、私の脳は怖気付いていた



気づかれる前に逃げないと多分死ぬ

そう思って踵を返した…だが


「…物騒なモン振り回さないでくれます?危うく死にかけましたよ…高杉、晋助さん」

高杉(ソイツ)は私に気づき、刀をふるってマジで斬りかかりに来た


高「クックック 聞いてはいたが反射神経に優れているという噂は本当らしいな "蝶乱の小悪魔"さんよォ」


…何、私何個名前あんだよ

高「てめェ 美少女だとか魔女とか色んな別名存在してるが小悪魔が1番お似合いだなァ」


…コイツの目、全部見透かされてる様で怖い



高「今日は逃してやらァ てめェとはまたどっかで会うかもしれねェ その時は仲良くしてくれよなァ」


そう言って奴は消えた


「…何が仲良く、だ 次会った時ァブッた斬ってやらァ」

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回想シーン入ってすみません



土「奴の手にかかって一体どれだけ幕吏がやられたと思ってんだ 最近起こった過激なテロのほぼ全てに奴が関わっていると言われてんだぞ」


…私、ソイツになんか知らんが逃されたよ


土「攘夷だなんだという思想とは奴は無縁 まるで騒ぎを起こすこと自体を楽しんでいるようだ そんな奴がこんなデケー祭りの場を見逃すわけねー」


…実際いたし。


「…私、高杉見たよ」


そんな私の主張は花火の音に飲まれてどっちの耳にも届かず消え去った


その代わりに私たちの耳には江戸1番のカラクリ技師だという平賀源外とやらの将軍の首を狙うという声が聞こえた


源「撃て」

三「御意」


カラクリ技師は自身の作ったであろうカラクリに指示を出し


砲弾した…いや、砲弾させた


そのおかげで広場は混乱に包まれた

派手さを求めて人を巻き込むな→←祭りは心して楽しめ



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作者名:みゅち | 作成日時:2021年1月21日 18時

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