腐った食べ物は自分も腐るだけだからやめておけ ページ20
「っ…近藤さん!」
カ「フン 猿でも盾代わりにはなったようだな」
「オイ クソ …っ」
土「止めとけ」
クソガマが近藤さんを侮辱した瞬間、総悟は剣で私は言葉で斬りかかろうとしていた
それをお兄ちゃんに手で抑えられお互いに顔を見合わせた
土「お前ら2人とも瞳孔開いてんぞ」
山「ホシは"廻天党"と呼ばれる攘夷派浪士集団 桂達とは別の組織ですが負けず劣らず過激な連中です」
ザキが調べてきてくれたことを正確に話してくれる
土「そーか 今回のことは俺の責任だ 指揮系統から配置までの全ての面で甘かった もっかい仕切り直しだ」
そうお兄ちゃんが言うと口々にまだ護るつもりかだのなんだの言い始めザキは麻薬を持ってクロだと言う
…関係ないけど総悟いないな
探しに行こうと襖を開けて外に出ると
「…なにやってんの」
沖「ガマ焼きにでもしてやろうと」
総悟は1人でカエル様を括りつけて焚き火をしていた
「…何1人で楽しんじゃってるわけ? 私も混ぜなさいよ」
沖「呼ぼうとは思ったんですけどねィ」
「じゃあ呼べや 丸焦げになる前に私にもいっちょ楽しませてよ」
こうして私も加わり、2人でガマ焚きをしていた
沖「それより ガマって美味いんですかィ?」
「知らんよ 今日はガマ鍋かな」
そんな話をしていると足音が聞こえ、そっちを見るとお兄ちゃんと目が合った
土「何してんのォォォォォ!!お前ら!!」
「え 見てわかんない?ガマ焚きだよガマ焚き」
土「なんで焚いてんだよ!!死んだらどーすんだ!!」
沖「大丈夫大丈夫 死んでませんぜ 要は護ればいいんでしょ?これで敵をおびき出してパパっと一掃 攻めの護りでさァ」
「何それこんな楽しいことできて護れるとか 一石二鳥じゃん」
カ「貴様らァ こんなことしてタダですむと…」
カエル様の言葉を遮らせるように総悟がカエル様の喉に薪を突っ込んだ
沖「土方さん 俺もアンタと同じでさァ 早い話
総悟はそう話しながら1本また1本とカエル様の喉に薪を突っ込んでいく それをガン見する私を見かねてか半分薪を分けてくれたので一緒に喉に薪を突っ込んだ
沖「でも何分あの人ァ 人が良すぎらァ 他人のイイところ見つけるのは得意だが悪いところを見ようとしねェ」
「そんだんだからすぐ騙されんでさァ」
沖「俺や土方さんやAみてーな性悪がいてそれで丁度いいんですよ真選組は」
私はまだマシだと思うんだが??
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作者名:みゅち | 作成日時:2021年1月21日 18時