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友達と食べる物はなんの変哲の無い物でも格別に成長する ページ11

神「A姉、ここのお団子食べて欲しいネ!!銀ちゃんが好きでよくお金ある時奢ってくれるところヨ!!」


「そうなの??お金ある時って何、万事屋ってもしかして金欠??」

神「万年金欠アル」


そりゃまぁびっくらこいた、まぁ万事屋の旦那今朝家賃払えないとか言ってたから何となく察しはついてたけど、、


「そ、そうなんだ…苦労してるね」

神「給料貰えないアル」

「…それは、最低だね」

神「だからA姉!!いたいけな少女にお団子奢ってくれたりしてくれないアルか??」


…神楽ちゃんの青い大きな目にうるうると見据えられ、やり方が汚いなとは思いつつも神楽ちゃんならいいかなんて思ってしまう私は既に末期なんだろうか、、


「う、もちろん…」

神「やったー!!ありがとうネ!!」


ルンルンと先程のように私の腕を引いて中に入っていった


「神楽ちゃん何食べるー??」

神「私、三色団子5本とみたらし団子5本!!」

「…え、」

神「三色団子5本とみたらし団子5本!!」

「じゅじゅじゅ、10本!?」

神「ダメアルか??」

「い、いや、ち、がうよ!?み、見かけによらずよく食べるなぁって思って!!」

神「そうヨ、私食べるの好きネ!!」


食べるのが好きでで団子10本も食えるのすげェよ?!

驚いちゃった…


でもニコニコしてる神楽ちゃんにやられ、そんな姿を見てたらどうでも良くなってきた


「旦那ァ、」

旦「はいよ」

「みたらし6本と三色団子6本」


注文をすると、団子屋の店主が用意をしに行ってくれた


旦「へい、お待ち」


そう言って旦那は団子の入った皿をコトンと置くと神楽ちゃんは目をキラキラさせながらそれを見つめた


「ありがとうございやす」

神「いっただきまーす!!」


元気な神楽ちゃんに続いて私も"いただきます"と声を上げ、2人で団子を頬張り始めた
ーーーーー

一方ふと思い出したかのように万事屋に残っている銀時と新八は思った


新「銀さん、僕思ったんですけどAさん、神楽ちゃんの食べっぷりに引きませんかね」

銀「…Aちゃんならきっと大丈夫だ」

新「何を根拠に言ってるんですかァァァ!!せっかくできた友達いなくなったら神楽ちゃん悲しみますよ?!」

銀「新八も見ただろ??Aちゃんの人の良さ」

新「み、見ましたけど、、」

銀「だろ??だから大丈夫だ」

新「そうだといいんですけど…」

銀「なんなら、もっと仲良くなって帰ってくんだろ」


『帰ったアルヨー』

玄関から聞こえた特徴のある語尾に銀時と新八は振り返った

兄は無駄に過保護→←トモダチは大切に



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作者名:みゅち | 作成日時:2021年1月21日 18時

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