Story87-取り合い ページ8
―昼休み―
狩｢立川Aちゃん…だよね?｣
あ｢えっ…?｣
4時間目の授業が終わり教科書を直していると
狩屋君が私に話し掛けてきた
あ｢あれ、どうして名前知って……｣
狩｢教科書に名前、書いてあったからさ｣
あ｢あっ、これ?｣
狩屋君は私が手に持っていた教科書を指差して答えた
私もそれに納得する
狩｢ねぇ、Aちゃんて呼んでいいかな…?｣
あ｢え…うん、いいよっ｣
私がそう微笑むとありがとう、と言う彼
すると狩屋君は唐突にこんな事を言ってきた
狩｢あのさ、朝一緒に居た人ってさ…Aちゃんの彼氏?｣
あ｢へっ!?｣
何をいきなり言い出すんだ、と思ったけど
私は少し頭の中でぐるぐると考えてから口を開いた
あ｢うん…そう、だよ…//｣
狩｢へぇー……｣
だってもう幼なじみじゃないよね、と頭の中で頷きながら
自分の言った事が正しいかどうか考えていた
狩｢あ、後さ……｣
あ｢ん、何…?｣
何かひらめいたような様子の狩屋君は
私の顔を覗き込むと言った
狩｢良かったら…学校案内してくれないかな…?｣
あ｢えっ、今から……?｣
狩｢ダメ、かな…?｣
問い掛けてくる狩屋君に私はうーん、と頭を悩ませた
今からいつもみたいに京介と屋上でお弁当…って思ってたんだけど
この頼みを断るのもな…確かに学校の事全然知らないし
あ｢うん、いい……｣
｢……悪いけど｣
と、OKの返事を出そうとした時だった
肩に腕を回され体ごとぐいっと後ろに引き寄せられた
もちろん、こんなことするのは一人しかいないけど
京｢先約、あるから｣
あ｢ちょっ…京介…!!｣
京｢じゃ｣
そのままずるずると引きずられるように私は京介に連れて行かれた
.
狩｢なーんか
面白そうな子、見つけちゃった｣
.
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
