Story84-ひとつ ページ5
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ゆっくりと箱を開けた中に入っていたのは
あ｢へ……ピアス…?｣
言葉の通り銀色のピアス二個で
こんなおしゃれな誕生日プレゼントを貰ったのは初めてだった
……それはいいにしても
あ｢でも私、二個あけるっていうのは…｣
京｢……だから｣
せっかく貰ったから使いたいのはやまやまなんだけど
普段ピアスなんてしないから穴なんてあけてなく
京｢こっちが俺のでそっちがお前の｣
あ｢へ…｣
すると京介は私が持っていた二個のうち一個のピアス私から奪うと
いつの間にあけてたのか自らの右耳にそれを付けた
京｢半分こ、な?｣
あ｢…!｣
な?って…そんなかっこいい顔で言われると
もう頷くしかないじゃない
京｢お揃いが嫌って言うなら、別に無理にあけろとは言わないけど?｣
あ｢……ぅ｣
まったく
そうやって私が絶対に否定出来ないような言い方をしてくるから意地が悪い
でもそんなとこも……嫌いじゃないけどね
あ｢…ちなみにだけどさ｣
京｢何だよ｣
私は少し間を開けると言った
あ｢これ、何円だったの…｣
京｢……さぁ｣
あ｢……教えてくれてもいいじゃん、ケチ｣
京｢誰がケチだよ｣
あ｢京介ですよ｣
聞こえませんでしたかー?とちょっと口を尖らせて言った
何だか、妙に楽しかったのかもしれない
心のモヤモヤも晴れて、京介と仲直りできて
軽く弾みながら再び歩き出そうとした時
ぐい、と腕を引っ張られたのだ
そのまま真っ暗になる視界と近付く京介の吐息
京｢調子にのった罰｣
重なったのが唇だと気付くのは京介の黒い微笑みが視界に入ってからだった
またやられた…と心の中で悔しく思いながらも
今年の誕生日は絶対に忘れられない日になったと感じたのだった
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
