epi 5 ページ5
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紫耀「おお!やるやん(笑)」
バシッと叩かれる背中。
今なら、不思議と嫌な気はせん。
「でもなんかな〜…ダメやったかな」
紫耀「なんでそう思うん?」
自然と、ヒソヒソした声になってきて
空いてる紫耀の前の席に座って後ろ向きになった。
「手繋いだってよりはさ、俺が勝手に掴んでたって感じやねん」
紫耀「なんやそれ」
「握り返してこーへんねん。しかも、めっちゃ驚いてたし………」
パッと顔を上げると、紫耀は何故かニヤニヤしとる。
「おい、何笑ってんねん」
紫耀「へ?……あぁ、ごめんて。
廉たちさ、ほんまにつきあってるん?」
紫耀が発したその言葉に、一瞬思考が止まる。
………え?
「え………ちゃうの?」
紫耀「つきあってください、とか言うた?」
「え。それいるん?」
紫耀「………いるんちゃう?
Aちゃん、廉とつきあってるって思ってへんかったりして」
…なんで紫耀は、楽しそうな顔しとんねん。
" 今日、言うてみたら? "
って、紫耀の声は
その日の間ずっと頭の中をぐるぐる回った。
〈 side of Ren . end 〉
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つむ - 雨音さん初めまして!ツィッターの頃から読ませていただいていて、何度も読み返しました。雨音さんが書く廉くんが大好きです。秘かに自分のブログにお勧め記事を書きました。どうか、廉くんメインで、またお話を書いていただけませんでしょうか。 (2018年4月25日 22時) (レス) id: 9d0544f12a (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - れおんさん» れおんさーーーん!!!ありがとうございます(>_<)れおんさんには本当に支えられました。ほんとにほんとにほんとに!ありがとうございました! (2017年3月13日 22時) (レス) id: 6707e6f3bd (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - このちょさん» ありがとうございます(>_<)(>_<) (2017年3月13日 22時) (レス) id: 6707e6f3bd (このIDを非表示/違反報告)
れおん(プロフ) - 雨音さん!!完結おめでとうございます!!!後日ツイッターの方でももう少し気持ちを落ち着かせてから感想を書かせてもらいますね〜あ、1つ言わせてください。私このお話大好きです!!お疲れ様でした!!! (2017年3月13日 16時) (レス) id: 9992e343e0 (このIDを非表示/違反報告)
このちょ - 雨音さん» いえいえ!!雨音さんのお話大好きなので、これからもキュンキュンするお話楽しみにしています(´∀`) (2017年3月12日 22時) (レス) id: 80878c30b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨音 | 作成日時:2017年2月18日 19時