epi 31 ページ31
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廉「今、誰のこと考えとった？」
「………えっ」
不機嫌そうな顔をする廉。
なんでそんなん、すぐ分かるんやろ。
廉「＿＿＿ よそ見すんなや」
少し切なげな瞳と共に
また近くなる廉の顔。
首筋にそっと手が触れると体が震えて
その隙にまたキスをされた。
知らない私が、見えてくる。
唇がゆっくり離れると、
廉は私の手を引いてベッドに戻した。
「れんっ………」
廉はその上にゆっくりと馬乗りになって
私の顔の横に、左右の手が置かれた。
廉「そんなアホみたいな顔すんな」
「………え？」
廉「髪もボッサボサやしな、ほんま色気ない」
「うるさい」
私の髪をわしゃわしゃと撫でた廉は
今度は手ぐしで綺麗にといて
同じ手で、今度は唇を触れた。
廉「Aさ、俺のことどう思ってるん？」
「なに、それ……」
廉「ええから答えて」
廉に見下ろされて
顔の左右に置かれてた手は、
私の腕をしっかり掴んで同じ場所で固定した。
身動きが取れんくて
恥ずかしくて
ドキドキがうるさくて
でも、
素直になれんくてケンカするんは、もう辛いねん。
廉に冷たい顔されるん、嫌やねん。
それはやっぱり
「好きやで………ほんまに。」
この気持ちが答えなんや。
目の前の廉はフッと笑うと
突然、私の首筋に顔を埋めた。
「ちょ……っ」
そんなとこに、キスなんて………
柔らかい感触が首に触れて、くすぐったい。
そして、次に同じ場所を這う、少し湿った熱い感触。
「んぅ………」
さっきから、変な声が出るんが死ぬほど恥ずかしくて
顔から火が出そうで
廉の顔が見えへんのも、怖い。
唇を離した廉は
私の顔をじっと見据える。
廉「今日、ここで一緒に寝てもええ？」
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つむ - 雨音さん初めまして！ツィッターの頃から読ませていただいていて、何度も読み返しました。雨音さんが書く廉くんが大好きです。秘かに自分のブログにお勧め記事を書きました。どうか、廉くんメインで、またお話を書いていただけませんでしょうか。 (2018年4月25日 22時) (
レス) id: 9d0544f12a (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - れおんさん» れおんさーーーん！！！ありがとうございます(>_<)れおんさんには本当に支えられました。ほんとにほんとにほんとに！ありがとうございました！ (2017年3月13日 22時) (レス) id: 6707e6f3bd (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - このちょさん» ありがとうございます(>_<)(>_<) (2017年3月13日 22時) (レス) id: 6707e6f3bd (このIDを非表示/違反報告)
れおん(プロフ) - 雨音さん！！完結おめでとうございます！！！後日ツイッターの方でももう少し気持ちを落ち着かせてから感想を書かせてもらいますね〜あ、1つ言わせてください。私このお話大好きです！！お疲れ様でした！！！ (2017年3月13日 16時) (レス) id: 9992e343e0 (このIDを非表示/違反報告)
このちょ - 雨音さん» いえいえ!!雨音さんのお話大好きなので､これからもキュンキュンするお話楽しみにしています(´∀`) (2017年3月12日 22時) (レス) id: 80878c30b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音
| 作成日時：2017年2月18日 19時
