十二枚 ページ14
『ここで良いわ。』
月「はい。」
フワリと地面に降り立ち、少し歩く。
少し先に、夏目様達を見つけた。
それと同時に、伝言に行っていた紅陽が戻ってくる。
陽「主様、紅月。」
月「お帰り、紅陽。」
『お帰りなさい。伝言、ありがとう。』
陽「ありがたきお言葉。
紅月、ただいま。」
？「夏目様ーー！！」
不意に視線を夏目様達の方に向けると、中級の妖怪とヒノエが殺気を纏って駆けつけていた。
私は近くの木の上に登ってその様子を観察する。
月「主様？」
陽「行かなくてよろしいのですか？」
『えぇ、構わないわ。
私の出る幕はないみたいだから。』
目「しばしお待ちを、夏目様！
今、命の水を飲みまして鬼神となってお助けしますぞ！！」
牛「もやし相手に集団とは！！
ヒキョーだぞ！」
ヒ「いざいざ！尋常に勝負！！」
夏「わーーーーよせ！
ありがたいが丸くおさまりかけているんだ！」
『ふふふっ……』
私が小さく笑うなか、夏目様達のやりとりを見ていた六花もクスクスと笑っていた。
六「夏目殿は、友人帳を使わずとも動いてくれる妖がいるのですね」
夏「＿＿＿はい、友人なんです」
『………』
友人……か。
私は、夏目様の「友人」になれているのだろうか。
友人帳の事が無くとも、夏目様は「友人」として私に会いに来てくれただろうか。
月「……主様？」
陽「どうかされましたか？
あまり無理はなさらないで下さいね。」
『ふふふ、ありがとう二人とも。
私は大丈夫よ。
………そろそろ、そこにいる祓い屋達と少しお話をしないといけませんね。』
心配そうな顔をする二人を撫でて、茂みに立っている祓い屋に視線を向けた。
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紅キ霧雨 - みたらし団子バカさん» お待たせしてすみません！ (2018年10月16日 9時) (
レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - 壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» ありがとうございます！！夏目良いですよね！亀更新ですが、頑張らせていただきますね！ (2018年10月16日 9時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 更新されてる！ (2018年10月14日 17時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - ☆押しときました！夏目友人帳大好きなので！更新頑張ってください応援してます！ (2018年10月13日 8時) (レス) id: db7414564c (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - 朝霧 狂香さん» 初めまして！嬉しいコメントありがとうございます！更新遅くて本当に申し訳ないです(´・ω・) (2018年9月25日 14時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
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