私の親戚は最低だけど強い３【伏黒甚爾】【呪術廻戦×鬼滅の刃】

番外:悟VS甚爾&恵 ページ47

残穢が全く残っていない道を気配を頼りに走っていく。

まだ近くにいる気がする。

前にいるね。

悟「誰〜？出ておいで〜」

そう言った瞬間、鵺が飛んできた。

恵か。

その影から正確に俺の頭と心臓のあたりを狙ったように呪具が飛んでくる。

こんなことができるのは真希かアイツしかいない。

無限で直前で止まった呪具と鵺は俺の足止めにすぎないっぽい。

木の陰から逃げて行くのが見えた。

やっぱり甚爾だった。

悟「待て〜」

鵺を潰し呪具を道にてきとうに放ると俺も走りだした。

恵にもう少しで追いつきそうになった瞬間、甚爾が恵を抱えて走りだした。

恵「！」

甚「しっかり捕まっとけよ」

はっや！

ちょっと待て。

早すぎるだろ！

悟「術式順転 蒼」

術式を使い引き寄せようとする。

恵「脱兎！」

大量のウサギが目の前に出てきて完璧に視界を防がれる。

術式を使って宙に浮き、回避する。

だいぶ距離が離れてしまったがこの状態で見失うことなどないだろう。

甚「十秒ぐらい足止めできたらまけるぞ((ﾎﾞｿ」

恵「、、、やってみる((ﾎﾞｿ
大蛇」

下から大蛇が襲いかかってきて咥えられる。

術式で破壊すると両手を何かに掴まれる。

蝦蟇が木の上から舌で捕まえてきたのだ。

悟「時間稼ぎにもならないよ」

俺はそう言いながら最も簡単に破壊すると上からでかい像がドスンと落ちてきた。

俺も地面に降り立つと思いっきり水を吹いてきた。

そのまま術式で破壊すると甚爾と恵の姿がなくなっていた。

多分十秒かそこらしか経っていない。

さすが天与呪縛のフィジカルギフテッドだ。

たった十秒でこの俺から逃げるなんて。

う〜ん悔しいけど一旦は引くしかないな。

闇雲に探しても多分見つかんないだろうし。

そう思って俺はその場を離れた。



※注意
五条先生は心の中では高専時代のまんまで一人称が俺です。

番外:傑VS真希&野薔薇→←番外:桜木VS棘&パンダ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す