私の親戚は最低だけど強い３【伏黒甚爾】【呪術廻戦×鬼滅の刃】

侵入者 ページ33

野薔薇が桃に勝ちそうだったところに何かが飛んできて野薔薇が気絶した。

真依か。

そういえば甚爾さんって真希＆真依と親戚だよな。

真希たちの父親が禪院扇でその兄弟の息子が甚爾さんだからつまり従兄弟か？

そんなことを考えているといつの間にか真希と真依の決着がついていた。

釘崎野薔薇 禪院真依ー棄権

二人がリタイアしちゃったところで別のモニターを見ると憲紀と恵がやり合っていた。

憲紀の方が今のとこ優勢かな。

なんて思っていると棘によって霞が眠らされた。

甚「おいおい寝ちまったぞ」

歌「私ちょっと行ってくる」

悟「え？」

歌「呪霊がうろついてる森に放置できないでしょ」

楽「そうさの、三輪が心配じゃ。早う行ってやれ」

その瞬間、全ての札が赤色に燃えた。

歌「え？ゲーム終了・・・？しかも全部赤色！」

冥「妙だな。烏達が誰も何も見ていない」

悟「GTGたちの生徒たちが祓ったって言いたいところだけど」

夜「未登録の呪力でも札は赤く燃える」

歌「外部の人間・・・侵入者ってことですか？」

冥「天元様の結界が機能してないってこと？」

楽「外部であろうと内部であろうと不測の事態に変わるまい」

夜「俺は天元様のところに、悟と傑、ゆりと雄は楽巌寺学長と学生の保護を。冥はここでエイア内の学生の位置を特定、悟たちに逐一報告してくれ」

冥「委細承知。賞与期待してますよ」

悟「ほらお爺ちゃん、散歩の時間ですよ！昼ご飯はさっき食べたでしょ！」

悟がこんな時に茶番をやってる。

『悟！なにやってんの！早くいくよ！』

順「僕は⁉︎」

『冥さんと一緒にここにいて！』

外に出ると帳が降りていくのが見える。

歌「五条！夏油！伏黒！ゆり！"帳"が下りきる前にあんたらだけ先いけ！」

悟「いや無理」

歌「はあ⁉︎」

傑「あの帳は視覚効果より術式効果を優先してある」

『つまりもうあの帳は完成しているということです』

甚「今頑張っても間に合わないってことだ」

悟「ま、下りたところで破いちゃえばいいでしょ」

悟が帳に手を伸ばした。

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