友達に、なりませんか? ページ11
「あの、こっ こんにちは!」
か、噛んだッ……////
けど、あいさつは大事だよね!!
「あら、こんにちは。」
あいさつを返してくれたのは、お茶を出していたのか、お盆を持った黒髪の美人な学生さんだった。
けど、どこかで_______
「ナオミさんっ?!」
「Aさんっ?!」
二人の声が重なる。まさか、ここで彼女に合うとは。
「二人は知り合いかい?」
太宰さんがニコニコしながら、少し驚いて質問する。
「わたくしが説明致しますわ。」
一呼吸置いて、ナオミさんが説明してくれる。
「わたくしとAさんは同じ委員会ですの。ちょくちょくですが、お話しするのですわ」
ナオミさんは、微笑んで私の方を見る。
「はい。クラスは違うんですが、たまに話してて。」
本当にたまにだけれど、ナオミさんは私のことをいじめたりはしない。真剣に、でも明るく話を聞いてくれる優しい子だった。
勘のいい太宰さんは、「案外仲がいいんだね」とつぶやいた。
「そうですわ!もし良かったらですけど__ここで合ったのも何かの縁。わたくしと、友達になっていただけませんか?」
友達。
いままで、出来たことなんて無かった。
なのに今日は、二人も。
友達。
私とは縁のなかったもの。
これからは、大事にしていくもの。
胸が踊った、なんて感じたのは、何時ぶりだろうか。
聞かれたら、答えはもちろん___
「っはい!お願いします!」
私に、二人目の友達が出来た。
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+α_(θωθ) - 文ストのっ!12巻っ!わん2巻っ!どちらも最高でしたっ!(ごめんなさい黙ります) (2017年4月16日 14時) (レス) id: 97a44b027a (このIDを非表示/違反報告)
+α - シユさん» わ〜ありがとうございますす!!駄作者ですががんばります... (2017年3月4日 18時) (レス) id: 4862f5099f (このIDを非表示/違反報告)
シユ - 面白いですよ (2017年3月2日 20時) (レス) id: 1122e51a69 (このIDを非表示/違反報告)
θωθ - あ"ぁ"ぁ忘れてた((殴 ありがとうございますありがとうございます(泣) 消しておきます…!! (2017年2月25日 17時) (レス) id: 97a44b027a (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - オリフラたってますよ (2017年2月21日 18時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+α _ (θωθ) | 作成日時:2017年2月21日 18時