【不死川玄弥】接点を求めて ページ11
美桜さんリクエスト
※そこまで玄弥と絡んでない
「げーんやっ!!」
「うわっ!!……なんだ、Aかよ」
戸をガッと開け、玄弥の部屋に入ってきたのは、現在、時透の次に最年少の柱であるA。
にこにこと笑みを浮かべるAは、心底幸せそうだった。
Aは風の呼吸から派生した空の呼吸の使い手である空柱だ。
派生の呼吸であったことから、以前は風柱である不死川実弥の継子だった。
なぜAが玄弥に猛アピールをしているのかと言うと、彼女が継子だった頃に兄を訪ねるため、声を掛けた玄弥に彼女曰く、一目惚れしたそうだ。
少し世間話をした後、
「なあ。そろそろ任務の時間じゃないのか?」と告げた。
「あっ!本当だ!!ありがとう、玄弥。今すぐ行ってくる」
玄弥が声を掛けると、Aは任務があったことを思い出した様で、礼を告げると勢いよく手を振りながら、部屋を出ていった。
「A、任務か」
屋敷の玄関に出ると、この屋敷の主の悲鳴嶼が立っていた。
「悲鳴嶼さん。そうです。今から行ってきますね」
「玄弥に会っていたのか」
そう悲鳴嶼が言葉を紡ぐと、あれほど急いでいたAの動きがピタリと止まった。
「………ええ。玄弥さんに会っていました。彼、私の弟と雰囲気がそっくりなんです。私より年上で上背もあるけど。だからなのでしょうね。”一目”で目につきました」
そう言い、微笑んだAの雰囲気は笑みとは裏腹に、憎しみで満ちていた。
自分が助け、天涯孤独となった少女。がむしゃらに己を鍛え、柱にまで上り詰めた少女。
さようなら、と告げて駆けていくAの背中は、酷く小さく感じられた。
……
ごめんなさい。これが限界です。
そこまで玄弥じゃ無いな。
これしか思い付きませんでした。
リクエストしてくださり、ありがとうございました。
11/11
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美桜 - シプレさん» 続きありがとうございます。 (2019年12月8日 13時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - シプレさん» テスト勉強マラソン大会お疲れ様です。待てますので大丈夫です。 (2019年12月6日 9時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
シプレ(プロフ) - 美桜さん» 美桜さん!!テスト勉強やらマラソン大会やらのせいで更新が遅くなってしまってすみません……実は数日後、修学旅行に行くので、その準備の為に、また更新に間が空くかもしれません…気長にお待ち頂けたら幸いです… (2019年12月5日 17時) (レス) id: 4c27f043b4 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - シプレさん» ありがとうございます。続き楽しみです。 (2019年12月5日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
シプレ(プロフ) - 美桜さん» またまたリクエストありがとうございます。了解です!!今からダッシュで下書きを始めてきますね!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 4c27f043b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シプレ | 作成日時:2019年9月23日 22時