検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:32,819 hit

. ページ11

その頃、シブヤにて。


The Dirty Dawg____通称TDD。
そのメンバーの1人である左馬刻は、仲間との待ち合わせ場所に到着していた。

相変わらずカラフルな事務所だな。
そんなことを思いながら、扉を開けて、中へと進む。奥からは何人かの話し声が聞こえてきた。



「本当お前寂雷さんの髪触るの好きだな?」
「だって〜、寂雷の髪さらっさらで気持ちいんだもん!あ、一郎も触る?」
「いや、流石に申し訳ねえわ」
「え〜、そう〜?」
「……乱数くん、これ楽しいのかい?」
「うん!すっごく楽しいよ!」


こりゃまたやってんなァ、と思いながら声が聞こえる部屋の扉を開けた。
「邪魔するぜ、乱数」
「左馬刻さん!」
「もう〜!遅いよ、左馬刻!」
「悪ィな、別件に時間かかっちまった」
「それは大変だったね」
各々が左馬刻に声をかける。



「あ!じゃあ左馬刻の分のコーヒー淹れてくるね!」
小柄で中性的な顔立ちの男_______飴村乱数。



「珍しいじゃないスか、左馬刻さんが時間に遅れるなんて」
緑と赤の瞳を持つオッドアイの男_______山田一郎。



「随分続けて仕事をこなしているようじゃないか。無理は禁物だよ」
灰色の長く美しい髪を持つ男_______神宮寺寂雷。



「やっぱ先生にはお見通しだな。ここ最近、組に厄介事が立て込んでてその処理が面倒臭ェんだよな」
赤い瞳が特徴的なオールバックの男______碧棺左馬刻。



彼ら4人がここ最近、全国的に名を轟かせるチーム、The Dirty Dawgである。その美しい容姿からか、世に知れ渡るのも遅くはなかった。さらに、全員が相当な実力を持っていることも確かなのである。

.→←★



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
167人がお気に入り
設定タグ:ヒプマイ , 文スト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ウルクの民はここにいます…(プロフ) - 面白い、非常に面白い、けど……どついたれ本舗を出して欲しいという俺の身勝手な欲がすご((((殴…はい、すみません。めっちゃ面白いです。なんか、こう、ありえないものとありえないもののクロスオーバー以上に面白いものってないですよね!更新頑張ってください! (2019年10月24日 2時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
GEJI(プロフ) - 陰陽者★さん» 面白いと言って頂いて、応援もして頂いて、とても嬉しいです。コメントありがとうございます! (2019年10月16日 0時) (レス) id: 0228df9648 (このIDを非表示/違反報告)
GEJI(プロフ) - (・〆・)さん» 面白いと言って頂けて光栄です。コメントありがとうございます! (2019年10月16日 0時) (レス) id: 0228df9648 (このIDを非表示/違反報告)
陰陽者★(プロフ) - 読ませていただきました!!とっても面白いです!!更新頑張ってください!応援してます! (2019年10月15日 23時) (レス) id: d13a51a86c (このIDを非表示/違反報告)
(・〆・) - とても、面白いです。頑張って下さい。 (2019年10月15日 23時) (レス) id: 28d7760291 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:GJ | 作成日時:2019年10月14日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。