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第三十九話 ページ41

ところで、清水さんは嬉しいと言ったときに少し驚いた表情も見せていた
これは、私の発言が的を射た発言だったからだろうか?



「ところで、さっきからこっちをチラチラ見ている気がするんだけど・・・気のせい?」



「あ〜・・・・・・多分気のせいじゃないと思います」



そう言われれば、する。多分田中さんあたりからめっちゃ
なんか変なことでもしたのか?注目されるのは柄じゃないし好きじゃないのだが



「・・・・・・女神が、女神が降臨した・・・聖母マリアが降臨した・・・その隣にはめちゃくちゃ綺麗な花・・・・・・男のロマン・・・」


「田中うるさ〜い」


「きしょ〜い」


「黙って練習しろ」



「だ、だって!てか俺の扱い酷くね!?」



田中さんが、がっつりこっちにまで聞こえるような音量で将来が心配されるような言葉を呟いている
正直言ってドン引きだよ。そして実際に清水さんドン引いてるよ。ついでに他の2年までドン引きながら文句言ってるよ



「田中〜・・・?」


「は、ははははぃぃぃい・・・・」


「練習しろよ、な?」


「はい、スイマセンデシタ」



こわっ、澤村さんがマジで恐い。笑顔が真っ黒だったよ
しかも菅原さんのほうに視線を向けたら苦笑いしか返って来ないし、マジなんなんですか

そんなことを思った居たら、顔を青ざめながら練習へ戻る田中さんの後姿が見える
ああ、かわいそうに。ご愁傷様



「あ、Aちゃん・・・」


「はい?・・・・」


「影山君に呼び出されてたみたいだから、私が放課後、顧問の先生とかに事情を伝えに行くよ」



「え・・・?いいんですか?すいません・・・こんど借りはきっちり返します」


「大丈夫だよ。コレくらいはどうってことないよ」



「ありがとうございます!」



おお、ありがとうございます。これで手間が1つ省けた
感じが悪くならないように、笑顔で元気良く感謝の言葉を述べる

効果テキメンだ。微笑んでくれたので間違いないだろう




「片付け終わったら切り上げるぞ〜!!」


「「うぃ〜っす!!」」




テキパキと片付けを始める部員達を、赤い夕日は明るく照らしていた

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梓乃猫 - 雷鳥メイト(前:46猫メイト)さん» ありがとうございます!はい、是非見させてもらいます♪ (2014年8月24日 12時) (レス) id: cc608ed0b8 (このIDを非表示/違反報告)
雷鳥メイト(前:46猫メイト) - 梓乃猫さん!!めっちゃ面白いですよ!!ヤバイです!!良ければ私の短編以外の作品も…(。・ω・。)つ【他作品】 (2014年8月24日 7時) (レス) id: 83ed2febe6 (このIDを非表示/違反報告)
梓乃猫 - 奈々@桃子さん» こちらこそ参加させていただきありがとうございます!そういっていただけると幸いです。 (2014年7月25日 16時) (レス) id: cc608ed0b8 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@桃子(プロフ) - 今回は、イベントに参加頂きありがとうございます!!小説凄い面白かったです!!更新頑張ってください!! (2014年7月24日 12時) (レス) id: 5be90bf33f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梓乃猫 | 作成日時:2014年7月16日 19時

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