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第三十六話 ページ38

「影山・・・・・・?」


「・・・っ!」


お互いに目を見開き、言葉を失う
私が言葉を失った理由はちゃんとあるのだが、なぜこいつまで?

私はただ、中学時代の功績が知れているであろう影山と顔をあわせるのが億劫だっただけで、それが曲がり曲がって沈黙という形で出てしまっただけだ

疑問が膨れ上がる中、影山が口を開く


「・・・・・・後で、お前に聞きたいことがある」


「・・・・・・分かりました」


影山はさすがに、雰囲気が悪いことに気が付いたのか、話すことをやめる
影山の表情が、なんともいえないのはどうしてなのだろうか


「王様〜?こいつとどういう関係?」



「うるせぇ、お前には関係ないだろ」


「月島君、首を突っ込まないでいただけると嬉しいんだけど・・・・・・」



「・・・・・・あっそう」


すかさず首を突っ込んでくる月島に、これ以上踏み入るなという忠告をする
すぐに意を汲み取ったのか、一言だけ返してそそくさと練習を始めてしまった

それにつられるように、他の人たちも動き出す
そこまで私と影山の間には、重い空気が流れていたのだろうか・・・?



「あ、A・・・ちゃん?」


「え、ああ、すいません。仕事手伝いますよ!」


お得意の営業スマイルを清水さんに向ける私
不思議そうにこちらを見ては、じゃあ手伝ってといってカゴを私に手渡す

つい、人を恐がらせるような無表情を浮べていたのかもしれない
と、反省をする
清水さんは、着いてきてとこちらを見て合図を送っては歩き出す
私は遅れないように早足で歩き出した

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梓乃猫 - 雷鳥メイト(前:46猫メイト)さん» ありがとうございます!はい、是非見させてもらいます♪ (2014年8月24日 12時) (レス) id: cc608ed0b8 (このIDを非表示/違反報告)
雷鳥メイト(前:46猫メイト) - 梓乃猫さん!!めっちゃ面白いですよ!!ヤバイです!!良ければ私の短編以外の作品も…(。・ω・。)つ【他作品】 (2014年8月24日 7時) (レス) id: 83ed2febe6 (このIDを非表示/違反報告)
梓乃猫 - 奈々@桃子さん» こちらこそ参加させていただきありがとうございます!そういっていただけると幸いです。 (2014年7月25日 16時) (レス) id: cc608ed0b8 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@桃子(プロフ) - 今回は、イベントに参加頂きありがとうございます!!小説凄い面白かったです!!更新頑張ってください!! (2014年7月24日 12時) (レス) id: 5be90bf33f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梓乃猫 | 作成日時:2014年7月16日 19時

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