第三十四話 ページ36
土曜の１件から1日経ったある日、私は清水さんに呼び出されていた
いったいなんなのだろうと思い、教室の外に出る
そこにはいつもの清水さんがいた
「あ、Aちゃん･･･顔色はよさそうだね」
「アハハ、おかげさまで何よりです」
軽く挨拶程度の会話を交わすと、清水さんはオープンスペースのような場所へ腰を下ろす
私もそれに習って腰を下ろし、用件を聞く体勢を整えた
「えっと、清水さん。用件とは、どのような？」
「かしこまらなくても大丈夫だよ。ああ、用件っていうのはね･･････」
他人行儀な聞き方に、苦笑いをする清水さん
聞くところによると、用件というのは･･････明日、青葉城西との練習試合があるらしいのだが、1年が増えたことにより雑務の量が増え、まだなれないため手を焼いているらしい
だから、予定が空いていたら明日ついてきてほしいのだという
ようは私に、臨時でもいいからマネージャーをやってくれと頼んでいるのだ
私は考えた。やることによって発生する利益と不利益
利益は、一応変に帰宅部の女子とかに絡まれなくて済むとか、いろいろあがった
でも不利益も上がってしまう。無駄な干渉、女子からの妬み、よりによって･･･北川第一出身の影山
元々入る気でいた私にとっては好都合な話なのだが、どうしても理性と本能が足を止めさせる
嫌な予感がするのだ。どうしようもなく不吉なことが起きそうで、嫌なのだ
「･･････Aちゃん？」
「え？あ、ああ･･････すいません。とりあえず、今日の放課後に体育館へ伺わせてもらいます」
「分かった･･･じゃあね」
「あ、はい。また放課後〜･･･」
とりあえず、答えを濁して今日の部活の時間に体育館へ行って伺うことにした
その放課後のバレー部で、とてつもなく面倒なことが起きるとはしらずに･･････
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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梓乃猫 - 雷鳥メイト（前：46猫メイト）さん» ありがとうございます！はい、是非見させてもらいます♪ (2014年8月24日 12時) (
レス) id: cc608ed0b8 (このIDを非表示/違反報告)
雷鳥メイト（前：46猫メイト） - 梓乃猫さん!!めっちゃ面白いですよ!!ヤバイです!!良ければ私の短編以外の作品も…(。・ω・。)つ【他作品】 (2014年8月24日 7時) (レス) id: 83ed2febe6 (このIDを非表示/違反報告)
梓乃猫 - 奈々@桃子さん» こちらこそ参加させていただきありがとうございます！そういっていただけると幸いです。 (2014年7月25日 16時) (レス) id: cc608ed0b8 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@桃子(プロフ) - 今回は、イベントに参加頂きありがとうございます！！小説凄い面白かったです！！更新頑張ってください！！ (2014年7月24日 12時) (レス) id: 5be90bf33f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓乃猫 | 作成日時：2014年7月16日 19時
