【ツイステ】白き雑種Ⅱ (ページ5)

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５４話ページ5

ケイ「うっそ……。

あのリドルくんがギャン泣きしてる……。」

エー「おいこら！泣けば許されると思うなよ！」

エースの空気が読めない発言に呆れる一同だったが
今回は目を瞑ることにした。

リド「……うっ、ぐす……ごめんなさい……。

ごめんなさい……っ！」

エー「オレ、寮長が今までの行動を謝ってくれたら言おうと思ってたことがあるんスけど……。

ゴメンの一言で済むわけねーだろ！
絶ッッ対許してやらねーーー！！！！」

監督「テメェも大概な赤ん坊だな！！」

監督生、お口が悪う御座いますよ。

ハッとした監督生は小さな手で口元をゆっくりと塞ぐ。
ま、時すでに遅し

出ちまったもんはしゃーないから笑って誤魔化しちゃうもんねー。

グリ「コイツオレ様より根に持つタイプなんだゾ」

リド「そんな……じゃあ、どうすれば……。」

エー「……オレ、しばらくは誕生日じゃないんだよね。」

デュ「は？

お前何を言って……。」

エー「だから、「なんでもない日」のパーティのリベンジを要求する。

オレたち、結局パーティに参加できてねーし。
そんで今度はお前がタルト作って持って来いよ。

あっ、トレイ先輩に手伝ってもらうのはナシだから！
自分で苦労しろ！

……そしたら、許してやらないことも、ない。」

監督「自分は手伝ってもらったくせに……」

エー「外野は黙ってろっ。
いい？わかった？」

リドルが作ってくれたタルトをエースの顔にぶち込んでやろうかと本気で考えてしまった監督生だった。