【BL】先生にBL本没収された件について

１５# ページ19

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「んふふ、ハジメテなんだね」




「ぅっ……るさぁいっ……」




綾瀬先生は手慣れたように自分の隣に俺を座らせて、唇をくっつてけてくる。




唇に味わったことのない柔らかな触感が襲い、目眩がした。




綾瀬先生にキスされてる……




普段の授業では見ない、オトコの顔をした綾瀬先生。綺麗なのに雄っぽい。




角度を変えて唇を丸ごと挟まれれば、自らの唾液が溢れ出して先生の唾液と混ざった。




「……ぅ……んぁっ！……ぁ……」




酸素が足りなくなったら鼻で吸え。知ってる。腐男子の常識。



が、つい口を緩めてしまった。
そこに狙ったように舌が入り込んでくる。




ディープキス……？




こんなの無理……。




声出ちゃう……。




綾瀬先生の舌はザラザラしていて自分の口内を焦れったく触れていく。


キモチイイ……
キモチヨスギ……




止めどなく溢れる二人の唾液は真っ白のシーツに落ちていってシミを作った。




「ホントにハジメテなんだね……




……キスだけでこんなになっちゃって」




そう言って、さらりと俺のアソコを撫でた。

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