参 ページ3
「日常面では普通の生徒と変わらないように過ごしてくれて構わない」
「担任には伝えてあるからね。君達はまず1-Aに行ってもらいたい」
早口に語られたその言葉に俺はあまり理解が出来なかった
太宰は最初から判っていたようでつまんなそうな顔をしている。
ぺこりとお辞儀をして『失礼しました』と言い退出する
本題のA組が何処にあるか俺は知らねェ
だから太宰の後をひょこひょこと着いてくことにした
「蛞蝓の分際で着いてこないでくれる?」
『はァ?それはこっちのセリフだよ !!!』
やっと太宰が止まったと思うとそこは結構大きな扉でどんなやつでも入れるレベルの大きさだった
太宰はガラッと周りへの被害なんぞ気にせず開ける
開けた先には20人程の生徒らしきやつらがいた。そいつらからの視線が一気に集まる
「先生、席どこです?」
「彼処だよ」
太宰が淡々と述べる中担任と思われるやつも負けじと淡々と述べる
なんだよォこの塩対応コンビは
だが担任が指した先は2人共隣の席だった
そこら辺の配慮はしっかりしているらしい
「今からお前らにはこれを着てグラウンドγにいって体力測定をしてもらう。」
そう云うと寝袋?から体操服らしきもンが出てきた
どんなけ物あるんだよ
太宰は今どうしてるかな。と思い隣を見ると … 寝ていた
その後着替える時間になったので太宰の耳元で怒鳴って起こした
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