貴「やあやあどうも！オロチの婿だよ！」オロチ「違う！俺はこんなやつと結婚なんてしない！！」【第二段】

オロチの秘密 (最終幕) ページ8

オロチ「私は…アイツを救う！」


ギン「な…！？」


キン「何故だ…我々はお前にチャンスを与えたのだぞ。」


オロチ「例え自分が死んでも構わない、妖怪になったっていい…アイツは……」


＿私の、初めての『トモダチ』だったから！！


ぱぁぁぁ…っ！


オロチ「っ…う、わ！？」


突如、眩い光がオロチを包み込み、やがて見慣れた景色が視界に広がる。


キン「チッ…失敗か。」


ギン「どうする？あの蛇妖怪が存在すると、ウバウネ様の計画の進行の邪魔になる…」


キン「いいじゃろう。かくなる上は…xxxxに任せればよい。」


ギン「そうじゃな…戻るとするか。」


オロチ「…あれ、ここは…Aの家？」


貴「あ、オロチー！ここに居たのかー！」


オロチ「A。あれ…もう夜なのか？」


貴「じゃねーよ、オロチが財布取ってくるって言ってから３時間たつぞ？昇天しちまったのかと思ったぞ。」


オロチ「さ、３時間！？す、すまん…まさかそんなに経っていたとは…」


貴「は？何処いってたんだよ…心配したんだからな？」


オロチ「すまん…」


貴「…可愛いから許す！！」


オロチ「なんだよそれ…」


いつも通りのAだった。
当たり前のことだったが、今はそれでなぜか安心するオロチだった。


完

オロチの秘密　ネタバレ(リーナ〜) ※見たくない方は見なくていいです→←オロチの秘密　(そろそろクライマックス)

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