検索窓
今日:28 hit、昨日:9 hit、合計:14,186 hit

六魔将軍 17 ページ45

A(もはや薬も効かないぐらい体は限界だ…。どうする…!)

アス「あーもう限界って感じ?
ホント、Aってよく分かんないよねぇ。
俺の攻撃避けてこんな街の外まで連れてきて、時間切れー!とかさァ。
あの場所でやりあえば俺ももーちょっとダメージあったって。」

アスカはAに近付き頭を踏みつけた。

A「ぐ…っ!!!」

気味が悪いぐらいニコニコ喋っていたアスカの表情が無になった。

アスカ「なんかもういいや。飽きちゃった。」

A(まずい…!動け、体ッ…!!!!)

アスカ「バイバイ。俺の神様。」







風の衝撃(エアーインパクト)!!!!!」

女の声と共にアスカは後ろに吹っ飛んだ。


アス「いった!!!!!クソが!!誰だ!!!」
アスカは獣のように威嚇し、髪の毛を逆立てた。


顔を伏せていた声の主は倒れているAを抱きしめた。



アス「あ、あなたは…!?な、なぜ…!!?」

A(この声…匂い…風の魔法…)

エア「今まで辛い思いさせてごめんなさい。…何度も助けに行こうとした。真実を伝えに行こうとした。
思っていたより遅くなってしまったわ。…こんなになるまで待たせてごめんね。」


その声の主を見てAは目を見開いた。

A「かあ…さん…。」
Aのピンチを救ったのはAの母、エアだった。

アス「ど、どうして…!?エアさん達はAの炎に焼かれて…!?」

エア「貴方に説明する必要は無いわ。A、辛いと思うけどもう少し耐えて。アレスさん達がこっちに向かってる。しばらくの辛抱よ。」

エアはAを持ち上げ近くの木を背もたれにして、Aを座らせた。

エア「少し待っててね。」
エアはAの事を愛おしそうに撫で、アスカと向き合った。

アス「アレス様も生きてる…!?何が、どうなって…。」

エア「さっきからごちゃごちゃと…うるせぇんだよ。」

アスカと向き合ったと思ったその瞬間、エアはアスカの目の前に移動していて、アスカはエアに殴られた。

アス「ぅがッ!!!!!」
エアは攻撃を止めることなくアスカを殴り続けた。

エア「貴方の罪は私の家族に手を出したこと…。殺 人魔法?大きな口叩いちゃって。
やってみなさいよ。その魔法。」

アス「クッソ……あまり、調子に…乗るなぁァァァァァ!!!!」
アスカは腕を刃物に変え、エアを突き刺した。


A「母さん!!!」

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

←六魔将軍 16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

バナナプリン - 主人公のキャラすごい好きです!!!他のキャラとの関係や関わり方もすごく絶妙で…✨更新待ってます🍌 (11月6日 17時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます!小説内で登場させた事がないので上手く書けるか分かりませんが、お話考えさせていただきます! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とんせい焼きさん» ありがとうございます…!しばらく更新停止していたのですが、また少しずつ更新していこうと思っているので、楽しんで貰えたら嬉しいです! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - フェアリーテイルのユウカ・スズキの小説も書いて欲しいです ユウカ好きなのでラミアスケイルの (2022年10月31日 17時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
とんせい焼き - めっっっちゃくちゃ好きです!続きを密かに楽しみにしております! (2022年9月13日 0時) (レス) id: 3a9ac17552 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年5月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。