六魔将軍 17 ページ45
A(もはや薬も効かないぐらい体は限界だ…。どうする…!)
アス「あーもう限界って感じ?
ホント、Aってよく分かんないよねぇ。
俺の攻撃避けてこんな街の外まで連れてきて、時間切れー!とかさァ。
あの場所でやりあえば俺ももーちょっとダメージあったって。」
アスカはAに近付き頭を踏みつけた。
A「ぐ…っ!!!」
気味が悪いぐらいニコニコ喋っていたアスカの表情が無になった。
アスカ「なんかもういいや。飽きちゃった。」
A(まずい…!動け、体ッ…!!!!)
アスカ「バイバイ。俺の神様。」
「
女の声と共にアスカは後ろに吹っ飛んだ。
アス「いった!!!!!クソが!!誰だ!!!」
アスカは獣のように威嚇し、髪の毛を逆立てた。
顔を伏せていた声の主は倒れているAを抱きしめた。
アス「あ、あなたは…!?な、なぜ…!!?」
A(この声…匂い…風の魔法…)
エア「今まで辛い思いさせてごめんなさい。…何度も助けに行こうとした。真実を伝えに行こうとした。
思っていたより遅くなってしまったわ。…こんなになるまで待たせてごめんね。」
その声の主を見てAは目を見開いた。
A「かあ…さん…。」
Aのピンチを救ったのはAの母、エアだった。
アス「ど、どうして…!?エアさん達はAの炎に焼かれて…!?」
エア「貴方に説明する必要は無いわ。A、辛いと思うけどもう少し耐えて。アレスさん達がこっちに向かってる。しばらくの辛抱よ。」
エアはAを持ち上げ近くの木を背もたれにして、Aを座らせた。
エア「少し待っててね。」
エアはAの事を愛おしそうに撫で、アスカと向き合った。
アス「アレス様も生きてる…!?何が、どうなって…。」
エア「さっきからごちゃごちゃと…うるせぇんだよ。」
アスカと向き合ったと思ったその瞬間、エアはアスカの目の前に移動していて、アスカはエアに殴られた。
アス「ぅがッ!!!!!」
エアは攻撃を止めることなくアスカを殴り続けた。
エア「貴方の罪は私の家族に手を出したこと…。殺 人魔法?大きな口叩いちゃって。
やってみなさいよ。その魔法。」
アス「クッソ……あまり、調子に…乗るなぁァァァァァ!!!!」
アスカは腕を刃物に変え、エアを突き刺した。
A「母さん!!!」
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バナナプリン - 主人公のキャラすごい好きです!!!他のキャラとの関係や関わり方もすごく絶妙で…✨更新待ってます🍌 (11月6日 17時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます!小説内で登場させた事がないので上手く書けるか分かりませんが、お話考えさせていただきます! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - とんせい焼きさん» ありがとうございます…!しばらく更新停止していたのですが、また少しずつ更新していこうと思っているので、楽しんで貰えたら嬉しいです! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - フェアリーテイルのユウカ・スズキの小説も書いて欲しいです ユウカ好きなのでラミアスケイルの (2022年10月31日 17時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
とんせい焼き - めっっっちゃくちゃ好きです!続きを密かに楽しみにしております! (2022年9月13日 0時) (レス) id: 3a9ac17552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優 | 作成日時:2022年5月16日 20時