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六魔将軍 9 ページ37

ーーーー20分後。



グ「30分経ったな。」
ガ「うん…行かなきゃ。」

ル「グレイもガットも気を付けて。」
ヒ「何か問題があったら、直ぐにそのもうひとつの魔法陣でここに戻って来てくれ。」

グ「あぁ。…ガット。」
ガ「うん!」

グレイに抱かれガットが紙に魔力を込めると、魔法陣が光りグレイとガットは消えた。










A(ここまで来れば大丈夫か。)

Aは六魔将軍に行動を探られないよう森から離れ、コブラから聞こえない位置まで羽で移動してしていた。

A「…行くか。」
Aは若干の不安を感じながら、グレイとガットにわたした魔法陣を使い姿を消した。
























グレイとガットがワープした先は、見慣れた場所だった。

グ「ここは…。」
ガ「オレたちの家だ…。」

グレイとガットが転送された先は、自宅だった。

「…ピッタリ30分だな。」



声がした先をグレイとガットが見ると、いつもの灰皿に灰を捨て、タバコを吸うAが座っていた。


A「…あんまり驚かないんだな。」

グ「お前がいる事は分かってたからな。
…話せよ、全部。」
グレイはAの向かいに座り、Aを見つめた。

A「良いのかよ。罠かもしれないぞ。」
Aはいつもより力を少し入れて、タバコを灰皿に擦り付けた。

グ「…Aの事は俺とガットが1番わかってんだ。」
A「!!」


ガ「今のAに、怖い感情は感じられないよ…。
A、帰ろう?フェアリーテイルに。みんな、Aを待ってる。」
ガットはAの腕に抱き着いた。


A「俺の話…ガットから聞いたか?」
Aが絞り出した声でグレイに問いかけた。


グ「あァ。全部聞いた。俺だけじゃなく、ギルドの全員。」




普段表情が余り変わらないAがハッっと自虐気味に笑い、グレイから目線を逸らし新しいタバコに火をつけた。

A「…引いただろ。」
グ「引いてねェよ。俺も、みんなも。」

A「ンなわけあるかよ…。」
グ「ンなわけあるんだよ。確かにガットからAの話は聞いた。だけどな、真実をもう1人の人から聞いたんだよ。」

A「もう1人の…人?」
逸らした目をグレイに戻し、グレイに問いかけた。

ガ「アレスさんだよ。」
抱き着いていた腕から離れ、ガットはAを見つめて言った。

ガ「アレスさんがマスターと一緒にフェアリーテイルに来たんだ。その時に真実を教えてもらった。」

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バナナプリン - 主人公のキャラすごい好きです!!!他のキャラとの関係や関わり方もすごく絶妙で…✨更新待ってます🍌 (11月6日 17時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます!小説内で登場させた事がないので上手く書けるか分かりませんが、お話考えさせていただきます! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とんせい焼きさん» ありがとうございます…!しばらく更新停止していたのですが、また少しずつ更新していこうと思っているので、楽しんで貰えたら嬉しいです! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - フェアリーテイルのユウカ・スズキの小説も書いて欲しいです ユウカ好きなのでラミアスケイルの (2022年10月31日 17時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
とんせい焼き - めっっっちゃくちゃ好きです!続きを密かに楽しみにしております! (2022年9月13日 0時) (レス) id: 3a9ac17552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年5月16日 20時

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