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アレ「…Aは私とエアの子だ。私が長い人生を生き唯一好いた女性であるエアとの大切な大切な宝だ。役目?力?…くだらない。
我が子がやりたいと、こうしたいと言っていることに対して、口出しなど無用!!
Aは今日から我が妃のエアと同じ人間になる。後継など大人たちで考えればいいことだ。
…それとも何か?貴様ら私が決めたことに対して、何か文句があるというのか?」

普段の温厚なアレスとは違い、目を細め蛇特有の目で街人を睨みつける。

「い、いえ、そういった訳では…。」「申し訳…ございません…。」


アレ「ふん…なら良い。「父さん。」…A?」
Aはアレスを押しのけ、前に出た。



A「…確かに、皆さんの言う通りです。俺は白蛇と人間のハーフで、神の力を持っていて。俺の役目は父さんの後を継ぐ事なんだと思います。
…けど、どうしても俺は人間になりたい!!母さんの見た世界を見たいんです。お願いします。勝手な俺を許してください。」

Aは90度にお辞儀をした。

アレ「…子供にここまで言われて、文句がある奴は今申し出よ。





…いないみたいだな。



では…儀式を続けよう。Aここに座りなさい。」


A「はい。」


アレ「今からAの中の妖力を全て私が無くす。一つだけ覚えておいて欲しい。
本来、魔力と妖力を2つとも体の中に蓄えておくことは不可能。
もし、何かあって妖力を体の中に入れてしまったら…」


A「…入れてしまったら?」


アレ「体がいうことを効かなくなり、力が暴走し暴れ続けてしまう。…人を殺 めてしまう可能性もあるだろう。
絶対に覚えておきなさい。」

A「わかりました。」


アレ「それでは…。覚悟が出来たら、目を閉じなさい。」

Aは深呼吸をして目を閉じ、アレスはAの頭に手をかざす。
すると薄紫色の光が放たれ、その光はだんだんと弱まっていく。








アレ「…儀式は終了だ。A、目を開けなさい。」

Aはゆっくりと目を開く。


すると赤と銀のオッドアイだったAの目は、エアと同じ銀色の目に変わっていた。

アレ「…成功したみたいだな。A、何か一つ妖術を出してみなさい。」

Aは手のひらを見つめ、アレスと同じ紫色の炎を出そうとした。

A「…炎が、出ない!!!」


アレ「それならば儀式は成功だ。…A、自分の目的を忘れずに真っ直ぐ生きなさい。





これにて儀式は終了する!」

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バナナプリン - 主人公のキャラすごい好きです!!!他のキャラとの関係や関わり方もすごく絶妙で…✨更新待ってます🍌 (11月6日 17時) (レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - マリイさん» リクエストありがとうございます!小説内で登場させた事がないので上手く書けるか分かりませんが、お話考えさせていただきます! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とんせい焼きさん» ありがとうございます…!しばらく更新停止していたのですが、また少しずつ更新していこうと思っているので、楽しんで貰えたら嬉しいです! (2022年11月1日 11時) (レス) id: 7dd28aa253 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - フェアリーテイルのユウカ・スズキの小説も書いて欲しいです ユウカ好きなのでラミアスケイルの (2022年10月31日 17時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
とんせい焼き - めっっっちゃくちゃ好きです!続きを密かに楽しみにしております! (2022年9月13日 0時) (レス) id: 3a9ac17552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年5月16日 20時

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