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そして、観戦することにしたのだが.... ページ7

「........」

俺は今太宰VS虎(敦くん)の戦いを見ていた。

虎の動きを避けるその姿は、まるでダンスを踊っている様。

恐らく一発でも当たったら即OUTだろう。



.






.







.




普通の人間なら......な?


「おおっ!、太宰くんカッコイイよー(棒)」

「ねぇ、君....私の事先程から一寸馬鹿にしてない?」

虎の攻撃を避けながら、此方を見るイケメン。

え?馬鹿にしてる??何を言ってるんだ、此奴は?


「思いっきり馬鹿にしてるけど?今まで気づかなかったの??」

「うん。君が私に対する意識がよく分かったよ?」

真顔で言うと若干涙目になっているイケメン、
ヤバい一寸楽しい....









_____と思っていると虎が此方を向いた。

『ガウォッ!』

「ん?」

首をかしげると、なんと虎が此方に走ってくるではないか!?


「ッ!?君、逃げたまえ!!」


太宰は予想しなかった自体が起き、慌てた。
今から、走っても"彼女"は助かるだろうか?

否、無理であろう。






一般庶民のしかも、"女の子"だ。
とてもじゃないが避けれるとは思えない。

運が良くて、重症。悪くて......死。

(くっ.....!私が虎と戯れていなければ...)


そんな心配を他所にリムルは余裕のある表情を浮かべていた。


リムルには全て見えていた


虎が次に行動する手順。どうやって自分を殺しに来るか.......



それは、何故か?
数あるスキルの中、彼が所有していたスキルにこんなスキルがあったからだ。









スキル名
『未来攻撃予測』




その名の通り、未来で起こる攻撃を予測できるスキルである。

「よっ.....と」


虎が飛びかかった途端、上空に飛ぶリムル。

そして、虎の背中に乗ったかと思うと虎の背を軽く蹴って太宰の所まで空で回転をかけながら飛んだ。





「ッ!?」

(あの距離から、ここまで飛ぶなんてどんな身体能力を持ってるの!?)

何者!?と思って隣を見てみると彼女はニヤリと笑っていた。


「ほら、後は任せた...よ?」

「...........あぁ、任せたまえ...」

その笑みに笑みで返す太宰。


「獣に食い殺される最後というのも、なかなか悪くないが......






君では私を殺せない」

突如光りだす太宰の左手。その光からはあふれだすように沢山の文字が浮かび上がる。


「____異能力、人間失格!」

彼がそう叫び虎に触れると虎の動きは止まり、やがて人の姿に戻った。

結果、観戦は無理だった→←俺は、考えた



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ご飯食べたい← - ほんっとに面白いです!転スラも銀魂も文ストも大好きです!更新頑張って下さい! (2018年8月10日 6時) (レス) id: eadfd5d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 面白いです!更新頑張って下さい! (2018年8月9日 22時) (レス) id: 49c4b109a8 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - 面白い……(語彙力喪失)続き頑張ってください! (2018年7月31日 19時) (レス) id: 957ebcb77d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リン酸デス | 作成日時:2018年7月28日 13時

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