俺のいない間に俺の話がされてる(´・ω・`) ページ22
とりあえず、探偵社に到着したのだが.....
「国木田くぅん、そんなに怒らないでくれ給え」
「俺とてお前なんぞに怒りたくないわッッ!!」
なんだろう.......うん。この無駄に騒がしい社は...
「大体貴様はいつもそうやって!!_______」
此処、本当に探偵社?実は武装じゃなくて物騒じゃ??
俺は溜息を吐くと、ナオミちゃんが引き渡された医務室を見た。
「あの子大丈夫.....だよな?」
___________________________________
「与謝野さん!ナオミさんの手当てよろしくお願いします!!」
バンっと探偵社の扉を開ける敦。
「敦ッ!扉は丁重に扱え!!」
「すいません!!でも.....!」
怒るメガネに敦はチラリと俺の方を見る。
いや、正確には俺の腕の中にいるナオミちゃんをだな。
......前も似た事言わなかったか?俺??
「なっ!」
「!!直ぐにこっちに運びな!」
俺は昨日倉庫で、会った女性の言う通りに動いた.....。
______残ったのは敦くんと太宰くん、谷崎くんとメガネ君だった。
「......これはどういう事だ敦...」
「どういう事じゃないよ、国木田くん。ナオミちゃんはポートマフィアに撃たれたんだ」
恐らく、谷崎くんを庇って...ね?と言いながら、谷崎をソファに寝かす太宰。
「そうなんです......ナオミちゃんが依頼者の人に撃たれて...それで、気がついたらリムルさんが僕の隣に居て....」
敦くんは、全てを話した。俺が谷崎兄妹と敦くんを助けた事。
俺が、女性を平手打ちされる瞬間を見てキレた所を......その後から記憶がない事を...。
「成る程ねぇ......否、その場を私は見ていないからそれ以上の事は、分からないねぇ...」
ただ......と続けて太宰は言う。
「先程の依頼主...ポートマフィアの女性を口説いている時、実は盗聴器を付けさせて貰ったんだよね?」
おいっ!?と国木田君が突っ込む。
「それで、敦くん達の会話を聞かせて貰ったんだけど......かなりの腕前だよね。あの子?
銃弾の音と何かを斬る音......まさかと思うけど...
あの子銃弾を全て斬ったんじゃないよね?」
「.......その通りです...」
矢張りか.....と太宰さんは息を吐いた。
「おい、気のせいか?今、銃弾を全て斬るって聞こえたんだが......?」
「残念だけど気のせいじゃないよ.....音からしてIMI ウージー一分間に六百発連射できる短機関銃だね」
全弾を斬るなんて普通は不可能だよ。と太宰は目を瞑る。
人がいない時に自分の話がされてるとなんか嫌な感じだと思わないか?→←男性諸君、女性には優しくな?
35人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ご飯食べたい← - ほんっとに面白いです!転スラも銀魂も文ストも大好きです!更新頑張って下さい! (2018年8月10日 6時) (レス) id: eadfd5d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 面白いです!更新頑張って下さい! (2018年8月9日 22時) (レス) id: 49c4b109a8 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - 面白い……(語彙力喪失)続き頑張ってください! (2018年7月31日 19時) (レス) id: 957ebcb77d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リン酸デス | 作成日時:2018年7月28日 13時