大人になって ページ23
『石鹸1つ買うためだけにスーパーに行くとは...』
もう夜の10時、良い子はお休みの時間です
ここのスーパーが24時間営業でよかったよホントに
会計をすませて出口に向かって歩いていると
頭になにか乗った
「レディがこんな時間に買い物とは__いけないな」
『あか_沖矢さん』
「遅いし送ろう」
『結構です。自宅知られるのはダメなので
それと...手、下ろして貰えません?』
「...」
数秒黙ってグシャグシャと撫でられた
意地悪された...
「明日は仕事か?」
『まぁ、朝からです』
それに明日は午後からも用があるし
しっかり寝とかないと
「なら1時間だけ飲まないか?」
『ぇ』
飲むってお酒だよね?
いや、20だから飲めなくなはいけど
『ちょっと』
「弱いと?」
『はい..。すみません』
「水割りでも?」
『あ〜、おそらく』
あか_沖矢さんは何か考え始めた
まずいこと言っちゃったかな?
「なら、もう少し大人になってからにしよう。
君はそれまでに酒に強くなっているように」
『は,はい』
う〜ん....強くなるのって難しそうなんだよな
あの人に聞く____赤井さんと飲むためだ。なんて言ったら終わる
安室さんに聞くのは無理だろ
うん。無理だ
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年8月16日 13時