グッデイ、グッナイ

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「 韓国来てからは初めて外回り行くから緊張するわー！ 」




『 ほんとに？そうは見えないよ。 』




さっきのちょっとした事件のあと、私とスニョンくんは2人で外回りに出ることになった。

いつもはチャンくんと行っているところだけど、今日は久しぶりにウォヌくんとの面談の時間が取れたからそっちを優先してもらうことにした。




『 こないだジス先輩が言ってたよ。スニョンくん、あっちでは営業のエースだったって。 』




「 えーシュアヒョンが？照れるなあ 」




『 今日行くのは大韓ソリューションとGooDaysなんだけど……わかるよね、？ 』




「 もちろん。両方大企業だしGooDaysはあっちでも取引してたから 」




『 そっか！アメリカの企業だもんね。 』




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簡単な打ち合わせをしながら車を走らせ、到着した1社目。


スニョンくんはさすがエース、と言いたくなるような早さですぐに担当のシムさんの懐に入り込み、帰り際にはハグまでしちゃって。




「 シムさん！またお会いできるの楽しみにしてます！
草野球も絶対呼んでくださいね！！」




「 もちろんだよクォンくん。いや〜、まさかこんなに早くサインさせられるとはね 笑 」




シムさんはいたずらっぽく私にそう言う。




『 ふふ、ありがとうございます。 』




「 君たち二人には参ったよ。ウチに来てほしいくらいだ。
いつもの……チャンくん？あの子にもよろしくね。 」




『 はい！お会いできず残念がってましたので、伝えておきますね。 』




最後のご挨拶をして車に戻ると、スニョンくんはベタ褒めされたからか超ご機嫌。




「 俺らなら無双できんじゃない！？
打倒ユンジョンハン！！Aが1位だ！！！ 」




研修扱いのスニョンくんは、この期間にいくら契約を勝ち取ろうと成績には反映されない。


その期間でとった契約は全て同伴の社員のものになるわけで、今回だとこれは私の成績に入る。


それなのに1つも文句を言わず、こうして本気で頑張ってくれるのがスニョンくんの素敵なところだ。






「 次行くまで時間あるしメシ行こーぜ！ 」




『 そうだね、お腹空いちゃった 笑 』





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