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040 정한 ページ40

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ジョンハン side





「 会えるのを楽しみにしてるよ、ユンくん。
時間や場所は追って秘書から連絡させるから。 」





「 ……ありがとうございます、パク理事。
よろしくお願いいたします。 」





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「 …はあ〜〜〜…… 」





「 お前さっきからめちゃくちゃため息多いんだけど。 」




俺の隣でビールを飲みながらそう言うスンチョル。


久しぶりのサシ飲みに誘ったのは、お前に話さなきゃいけないことがあるからで。

今日の外回りでの出来事を思い出し、また1つため息をつく。




「 ……Kkusla、わかるだろ? 」




「 ああ、もちろん。お前の得意先じゃん。 」




俺が話し始めると、スンチョルは大きい目をさらに大きくして頷きながらそう言う。




「 そう。……で、そのKkuslaのパク理事にお世話になってんだけどさ。 」





「 うん。なに?不正でも頼まれた? 」





「 ちげーよバカ。
……パーティーに誘われて。来週。 」





「 またパーティーかよ!お前行き過ぎじゃない?てかまず誘われすぎだし! 」





「 ……今回のはすげーんだよね。政治家とかアスリートとか……あと大物アーティストも来るデッケー集まりらしくて。 」




「 マジ?俺も連れてって! 」





「 無理。……で、こっからが問題なんだけど。


そのパーティー、パートナー同伴がルールでさ。 」




ただの営業の俺をそんな大きな場所に招待してくれた上に、 " ユンくんのパートナーにもご挨拶をしないとね " と言ってくれた懐の深いパク理事。





「 パートナー?いないじゃんお前。 」




だがしかしスンチョルの言う通り、俺にはパートナーと呼べる恋人どころかそんな場所に連れて行けるような女友達さえ一人もいない。

……だからといって、断れるわけがなかろう。


連絡先を見ても、そこにいるのは一夜で関係が終わったような女ばかり。


いくら切羽詰まってると言えど、ある程度の知的さやマナーが要求されその後の仕事に大きく影響が出るような場所にワンナイトの女を連れていくわけにはいかない。


……そんな中で唯一思い浮かぶのがアイツなわけで。





「 ……まあ、だからさ。
こっからがお前に相談、というか話というか……。 」




「 待って、マジで嫌なんだけど。 」





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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます!!今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです!細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです!ありがとうございますーー!‪( ; ; )‬ (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこ | 作成日時:2021年10月8日 18時

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