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「 ねーA、これってどうすんの？ 」
『 ん〜……漏れがないかチェックして、OKならこのまま送信。 』
「 サンキュ！！ 」
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「 これはチョン課長に渡せばいいの？ 」
『 ううん、ここ自分でサインしてそのままFAX 』
「 おっけ！！ 」
分からないことがあればすぐに隣のデスクから首を伸ばして私を呼ぶスニョンくん。
それを教えてあげるのが私の仕事だけど、なんでもサラッとこなしてしまうチャンくんに慣れていたからか正直ズッコケてしまいそうになる時がある。
「 ねーFAXってどうやんの……？ 」
『 プリンターで送信するの。場所わかるでしょ？ 』
「 行ってきたんだけど、なんか…… 」
『 なんで2枚に増えてるの………… 』
FAXで送信するためにプリンターへ持っていった1枚の文書を、何故か2枚に増やして席へ戻ってきたスニョンくん。
そりゃコピーやろがい！！と柄にもなくツッコんでしまいそうになる気持ちを抑えて、もう一度一緒にプリンターへ向かう。
『 まずね、この送信ってとこ押すの。
それで宛先選んで、……これは釜山支社宛だから、これね。
あとはここに紙置いて、そのままスタートボタン押したら送信されるよ。 』
「 おお〜、ありがと！！やってみる！！ 」
『 アメリカじゃFAXは使わないもんねえ…… って違う違う違うまって！！！ 』
「 え？なに？これでスタートでしょ？ 」
『 表裏逆！！それじゃただの白紙が送信されちゃうから！！ 』
堂々と真っ白の面を送信しようとするもんだから、思わず大きい声を出してしまう。
当の本人はわかっていないのかキョトンとした顔をしていて。
「 え？あ……こっちか！えへへ 笑 」
えへへやないのよ……スニョンくん……。
私もなんだか笑えてきてしまい、2人してプリンターの前でけらけらと笑っていると、
「 邪魔なんだけど 」
と一蹴するユン先輩。
「 ……あ、ジョンハニヒョンまだ俺途中、！……あ〜…… 」
「 何？ 」
ユン先輩はスニョンくんを無視してピッとリセットボタンを押し、自分のFAXだけを済ませて戻っていった。
当然、私が入力した操作は全てゼロになっている。
「 A〜、もう一回やり方教えて…… 」
『 ……メモしてよ…… 』
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
