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「 ……スニョンがもどってくんのかあ〜〜 」
ウォヌくんは素っ気ないふりをしつつ本当は嬉しかったのか、結構飲んでてでろんでろんに酔ってしまっている。
「 ……ヌナ、ウォヌヒョンはぼくがせきにんをもってつれてかえります！ 」
そんなウォヌくんに飲まされて赤いほっぺをしたチャンくんはそう言う。
なんだかぽやぽやしてて心配だなあ……
『 うーん、ウォヌくんは私がタクシー乗せるよ。
すぐそこだしチャンくんはそのままお家帰りなね 』
「 ……やです 」
『 やじゃないの。 』
「 こんなウォヌヒョンとAさんをふたりにしたくないです〜〜〜 」
『 私もこんなウォヌくんとチャンくんを2人にできないよ…… 』
でろんでろんのウォヌくんとぽやんぽやんのチャンくん、少しふわふわしてる程度の私。
誰がウォヌくんを預かるべきかは一目瞭然だ。
「 A〜〜、かえれん 」
『 はあ？帰ってもらうから！ 』
明日も仕事だというのに何を言ってるんだこの人は……。
「 かえれん〜。泊めて。 」
「 ウォヌヒョン！むりです！むりですよー！ 」
『 送ってってあげるから帰って 』
「 だからおくるのは僕がしますってば〜…… 」
いつもの如く泊めてというウォヌくんと、なぜかウォヌくんを送りたがるチャンくん、そして二人ともお家に直帰させたい私。
……解決策はこれしかない。
『 ……チャンくん、一緒にウォヌくんをタクシーに押し込もう。 』
「 はい！！ 」
チャンくんは拗ねたような表情から一転してキリッとし(若干ぽやぽやはしているが)、ウォヌくんの腕をグイッと肩に回して起き上がらせた。
「 うお、ちょ、ディノ〜…… 」
「 ウォヌヒョンいきますよ。泊まりたいならぼくんちつれてってあげますけど 」
「 ……かえる 」
案外スッと折れたウォヌくんは、そのままチャンくんとともに玄関を出る。
幸い私が住むマンションは大通りが近く、タクシーもすぐに捕まった。
ウォヌくんは乗り込む直前まで " やだ〜 " なんてぐずっていたけれど、シートに座ってしまえば スンッ とした顔で前だけを見据えていた。
めんどくさい酔っ払いだな。
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まこ(プロフ) - つかっさーさん» ありがとうございます！！今後も楽しみにしてもらえるよう頑張ります(^-^) (2021年11月27日 20時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
つかっさー(プロフ) - この作品本当に大好きです！細やかながら応援してます^ ^ (2021年11月27日 10時) (レス) id: 17593dbb6b (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 優さん» すごく嬉しいです！ありがとうございますーー！( ; ; ) (2021年11月26日 22時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 帰ってきたスニョンに教えるってていで人物紹介するの展開うますぎてすごいです めちゃくちゃ好きですこのお話 (2021年11月15日 14時) (レス) @page25 id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年10月8日 18時
