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「何があったの!こんなに遅くに帰ってきて…」
おじいちゃんに質問攻めされています、助けて。
「えっと師団の先輩に魔具のデザインの仕方とか教えて貰っていたらこんな時間に…」
適当な言い訳を言って誤魔化す。バレないといいけど…
「そうなの?なら大丈夫かな、入間くん呼んでご飯食べよっ!」
いつでもおじいちゃんは私達のことになると上機嫌で入学式でも写真取られて全校の生徒に見られ、最悪でした。

ご飯を食べている時、隠し部屋での先輩を思い出した。顔が徐々に熱を持った。
「あ、もしかしてAちゃん、好きな子できた?」
「…できてませんっっ!」
「だって顔真っ赤じゃーん、それで隠してるつもりなら嘘をつくのが苦手なんだね〜」
「うっ、」

フォークをバンッと机に叩きつけ、
「ごちそうさまでした、お風呂お先に」


リビングを後にした。





___


「…先輩のせいなんですから」
また顔が熱くなり、お湯の中に潜ったらすぐに溺れかけて慌ててお風呂場を出て、薄い水色のパジャマを着る。そして部屋に戻る時入間くんと鉢合わせた。




「入間くんが師団に入るってことは、アズくんとクララちゃんも入るんだね」

「え、あ、うん!それと名前…」
「ごめん、冷たい態度取っちゃって。人と話すの慣れてなくって素っ気なくなった」
「全然!…改めてクラスでも師団でもよろしく」
「よろしく…!」


少し素直になれて心がスッキリした。





___



窓に手を掛け、夜風を感じていると瞼が重たくなって来た。明日は何があるのかな。先輩が何かしてくるのかもしれないから…

「…って私の馬鹿め、期待しちゃだめだよ」

一目惚れは恋愛的な事じゃなくて、「この子なら絶望の顔を見せてくれる」って事なのかも。


そんなことを考えていたら知らない間に眠っていて。いつも眠りが浅くて寝不足だったのに、今日はよく眠れ、心地が良かった。

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設定タグ:魔入りました入間くん , アミィ・キリヲ , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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アイリ - 続き楽しみにしてます! (2020年2月25日 18時) (レス) id: 9394df581f (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - あ、ありがとうございます!面白かったです! (2020年2月25日 18時) (レス) id: 9394df581f (このIDを非表示/違反報告)
沫梨(プロフ) - アイリさん» コメありがとうございます!結婚式ですね!了解です! (2020年2月24日 20時) (レス) id: 175b7a0ad4 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 夏祭り面白かったです!リクエストよろしいでしょうか?結婚式よろしくお願いします!これからも頑張ってください! (2020年2月24日 18時) (レス) id: 9394df581f (このIDを非表示/違反報告)
沫梨(プロフ) - スイカバーガチ勢野坂さん» 遅れてしまい申し訳ありません!夏祭り了解しました!!コメありがとうございます! (2020年2月20日 21時) (レス) id: 175b7a0ad4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沫梨 | 作成日時:2020年1月5日 10時

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