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「 Aもうすぐだよ 」
『 ふぅ、着いた……わっ、 』
長い長い階段を登ると目の中に反射するキラキラと光る街並み。
『 ここ、紫耀が見つけたの？ 』
「 そうだよ、神宮寺が最近見つけたらしくて教えて貰ったんだ 」
『 それってもはや神くんが見つけてるけどね、笑 』
『 でもすっっごい綺麗…… 』
手すりに寄っかかってしばらく景色に酔っていたら隣から感じる優しい視線
『 んー？ 』
「 いや、こんな喜んでくれると思わなくてさ(笑)」
「 …嬉しい 」
『 そんな、私の方が嬉しいし今すんごい幸せ噛み締めてる、笑 』
そう言うとふわっと笑った紫耀は私の頭をぽんぽんと撫でる
「 「 …っわ！！！ 」」
その瞬間勢いよく上がった鮮やかな花火
どうしよう…久しぶりだなぁ、嬉しい、
『 ねー！見て！ハート型！！星型！！……なにあれドラえもん！？ 』
『 今ってそんなことできるの、？びっくりした…… 』
「 今ってそんなことできるの？とか
おばさんみたいな言い方するじゃん(笑) 」
『 うわ、誰がおばさんだって？ 』
「 え？君だよ君(笑) 」
『 …んもぅ、まだ25のピチピチアイドルなんですけど 』
最初の方こそはしゃいでた私たちだけど時間が経つにつれて完全に花火に見惚れていた。
ただ紫耀は花火なんて見向きもせず私をまじまじと見つめてくる
『 ……ねぇ、そろそろ花火見たら？笑 』
「 Aの方が綺麗だから 」
『 っ……やめてよそんな恋愛映画みたいなセリフ、笑 』
「 今Aのことをこんなにも幸せそうな顔をさせられたのは俺なんだって考えただけでめっちゃ嬉しいの、 」
「 我慢とか、寂しい思いばっかりさせてるし、俺それがずっと申し訳なくてさ。だから花火大会行きたいって言ってくれたとき絶対連れてくって思った 」
「 そしたらこんな笑顔いっぱい見れて…… 」
「 ん、この時間がずっと続けばいいのにね 」
『 …… 』
「 Aこっち向いて？ 」
『 ふっ…ん、』
「 泣かないで、」
紫耀の大きな体が私の体を包み込む。
少しすれば目線が絡まり合い、花火を背景に2人の唇が重なった
幸せで儚いこの時間が終わって欲しくないと願いながら。
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ぁぃ(プロフ) - よっしーさん» いろんなお言葉全部嬉しすぎますどうしよう🥲🤍続編新作待っててください♡ (2022年12月30日 20時) (
レス) id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - 完結おめでとうございます！！好きすぎて何度も読み返しています。こちらのお話の続編や他の新作など…ぁぃさんの書くお話大好きなのであれば嬉しいです❤🥺 (2022年12月29日 23時) (レス) id: fd1b7e9652 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - しょあさん» とっても嬉しいです😢♡続編…！紫耀くんとまたいつかくっつけたいです！♫考えますね⭐️ (2022年12月29日 23時) (レス) id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
しょあ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても大好きな作品でした。続編とかあればすごくうれしいです😭💖 (2022年12月29日 21時) (レス) @page40 id: 7346e0709a (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - よっしーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます😭励みになります(；；)頑張ります🫶🏻 (2022年12月25日 12時) (レス) id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぁぃ | 作成日時：2022年9月25日 22時
