6.危険と警報 ページ8
〜リンsido〜
「グハッ…っ！」
「…ふー、ある程度は減ったかな？」
先程の銃声音はなんだったのかな。
さっき見たところもう幹部達とやらは居なくなってたし、本当になんなのだろう。
何気なくギンを探すかのように周りを見渡せば、やはり私の周りは血の海で。
その先にいくつかのの人影が立っているのが見える。けど、ギンがいるはずの所にはギンとは違う２つの人影。
…２人？
しかも見えるのは黄緑と赤と黒のユニフォームらしきもの。
ギンがいない。
「……ギン、何処？…まさか、あいつらに…」
それはいけない。
すぐさまその２つの人影がある所へ走り、
攻撃の準備をする。
しかし。
ナイフのような物を構え、
振り下ろそうとした時。
キーン、と鋭い金属の音と共に、
金属が擦れるような音。
防がれた。黄緑パーカーの男に、だ。
体勢を整えなくては。
けど、肝心のギンが金髪の男に…。
「…そこの黄緑パーカー。
ギンが最優先事項だ。
犠牲なんてどうでもいい。
ナイフをパーカー男の顔近くに投げ、
銃を構える。
「おー！結構的確やなぁ！」
「確かに。しかもなんかゾムと投げ方似とらん？」
「…？…なにをぶつぶつと話しているの。
それと、そこの金髪、早くギンを離して」
ゾムやらなんやら、とにかくあそこのパーカー男がゾムっていう名前で良いのだろうか。
「んぁ？ギンって、こいつの事？」
「……早く」
余計な事は話したくないから、
早めにお願いしたいところ。
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緑蛙(プロフ) - けいっちさん» ありがとうございます！（実はあれが限界のシリアスだったとは言えない…）というかけいっちさんの作品よく見てますけどそちらの方が素晴らしいですよ！ (2020年1月14日 19時) (
レス) id: af2916f373 (このIDを非表示/違反報告)
けいっち - 新作の奴とかあんま見ないけど気になって見て見たら知ってる人の合作だった(二度見した)プロローグ的なのから面白そうやないっすか応援してます！ (2020年1月14日 19時) (レス) id: 837672cd32 (このIDを非表示/違反報告)
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