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鬼狩り48 ページ48

〜貴方サイド〜



柱合会議を控えたある日、蝶屋敷に蜜璃ちゃんがやって来た。


蜜璃「Aちゃーん!」


貴方「あ! 蜜璃ちゃん久しぶり!」


お互いに駆け寄り、再会を喜び合う。


最終選別以降は手紙でのやり取りだけだったから、こうして元気な姿を見ることができて嬉しい。


蜜璃「Aちゃん、元気そうでよかった〜!


蝶屋敷にいるって聞いたから、任務で怪我したのかと思って心配だったの」


鎹鴉から私が蝶屋敷にいる話を聞いて、駆けつけたという。


貴方「怪我とかは全然ないんだけど、ここのところ全然司令が入ってこなくてね。今すぐ鬼狩りに行けるのに」


蜜璃「もしかして、柱合会議に出るからじゃない? Aちゃんにも出てもらうってしのぶちゃんが言ってたわ」


あ! なるほど〜そういうことね!


鬼殺隊士はどんな任務も命懸け。


任務先で鬼に殺されてしまったり、怪我してしまう可能性もあるから、会議まで休んでいてもらうと。


うーん。そこまで気を遣うことないのに。


貴方「蜜璃ちゃんは、炎柱様の継子なんだよね? どんな方なの?」


蜜璃「師範はすごく明るくて、太陽みたいな素敵な方よ。


Aちゃんも柱合会議で会えばわかると思う。私、師範にAちゃんの話たくさんしたから!」


わ、私の話を炎柱に!?


蜜璃ちゃんの口からどんな風に伝わっているんだろう? 今から緊張してきた……!


蜜璃「そしたら師範は、Aちゃんを継子に勧誘したいって!」


貴方「えー!?」


なぜそんな話の流れに!


そう言ってくれるってことは、悪い話はされていないんだろうけど……逆に過大評価されてるかもしれない。


どうしよう、重圧が……!!


貴方「み、蜜璃ちゃん……どんな話を……」


蜜璃「主には最終選別での話とか、手紙で知った話とかね。


まだ入隊して間もないのに、鬼の討伐数40を超えたのはすごいって褒めてらっしゃったわ」


貴方「それを言ったら、蜜璃ちゃんは50超えたんでしょ? もう柱になれそう!」


私がそう言うと、蜜璃ちゃんは笑顔から一転、やけに真剣な顔つきになった。


蜜璃「Aちゃん、そのことなんだけど……」


貴方「……ん?」

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サリア(プロフ) - きのこさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(´∀`*) 更新頑張ります! (2020年3月2日 11時) (レス) id: 5231526d40 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - この作品超好きです!!更新頑張って下さい! (2020年3月1日 23時) (レス) id: 45b1b66d37 (このIDを非表示/違反報告)
サリア(プロフ) - ふ ろ ふ き 大 根さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!(*´∇`*) (2020年2月28日 19時) (レス) id: 02855f94f3 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ろ ふ き 大 根(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです!!続き楽しみにしてます( ・∇・)更新がんばってください!! (2020年2月28日 16時) (レス) id: cfd0445662 (このIDを非表示/違反報告)
サリア(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!神作品だなんて…嬉しいです(´∀`*) 更新頑張ります! (2020年2月27日 23時) (レス) id: 02855f94f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サリア | 作成日時:2020年2月26日 15時

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