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〜速水サイド〜
速水「えっ！？ 空野さんとギャンブル？」
貴方「そう！ マネージャーの人とも話をしたよ！」
朝から機嫌が良かった理由を訊ねると、驚くべき答えが返ってきた。
空野さんが立てた大規模な企画に参加し、二人でギャンブル対決をするという誘いを受けたらしい。
もうすでに決定事項であり、着々と準備も進められているのだとか。
ヤバいですよ……空野さんは生徒会役員。Aさんは確実に狙われている。
本人は知ってか知らずか、呑気に空野さんの控え室へ挨拶に向かおうとしているけれど。
速水「あの……俺も一緒に行っていいですか？」
心配になった俺は、ついそんなことを口にしていた。
Aさんは俺の突然の要望に嫌がることなく、笑顔を浮かべながら快諾してくれた。
貴方「いいよ！ 一人じゃ緊張しちゃうから、むしろ助かるかも！」
＿＿＿＿＿＿＿＿
二人で控え室を訪れると、部屋の前に立っていたのは一人の女子生徒。
眼鏡をかけていて、長い髪をハーフアップにしている。
名前は確か……姫川さんだっけ。
空野さんと同じ一年生で、学内における彼女のイベント関係を管理・調整している人だったような。
貴方「こんにちは」
Aさんが声をかけると、姫川さんはそっと振り向いて一礼する。
姫川「槭樹A先輩ですね。お待ちしておりました」
貴方「こちらの速水くんも一緒でいいですか？」
そう許可を求められると、姫川さんは訝しげな表情で俺の方を見た。
明らかに歓迎されていない。まあ勝手に着いてきたわけですし、当たり前ですけど……。
姫川「男性……ですか。まあいいでしょう」
どうやら、男の俺を空野さんの部屋に招き入れることに抵抗があるみたいだ。
貴方「ありがとうございます！ では！」
Aさんが張り切ってドアノブに手を伸ばした時。
姫川「待ってください！」
姫川さんが慌てた様子でAさんを遮った。
姫川「入室前に、身体検査をさせてください。
稀に＿＿＿＿控え室に、カメラや盗聴器を仕掛けようとする不届き者がいるんです」
貴方「そうなんですね。わかりました」
なるほど。空野さんは人気者ですから、そういった被害を受けてしまうのもあり得そうな気がする。
俺は決して！ そんな人として最低なことはしませんけど！
だからいい加減、怪しい目でこっちを見ないでくれませんかね姫川さん！！
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サリア(プロフ) - イナイレ好きさん» コメントありがとうございます！次はVS葵ちゃんへと突入する予定です( ´∀｀) (2020年9月8日 0時) (
レス) id: 02855f94f3 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ好き - 新しい話だ! 続きがめっちゃめちゃ気になる (2020年9月8日 0時) (レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
サリア(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！掛け持ちしながらですが、更新頑張ります( ´∀｀) (2020年3月1日 16時) (レス) id: 5231526d40 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 初めまして、とても面白いです！まどマギのほうも楽しみにしてます！ (2020年2月28日 21時) (レス) id: a1e0e2485c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリア | 作成日時：2020年2月26日 1時
