55話 ページ7
黒｢おい小僧、小娘！待てオイ、別に何もしないから。殺すだけだから！サッと殺してすぐ終わるから！｣
ふざけんな！！なにが何もしないだ！！殺す気満々じゃねぇか！！！
心の中で悪態をついているが、体力も限界に近づき始めていた
最悪、私を囮にしてタレオ君だけでも逃がすか…
そんな事を考えながら後ろを見ると、突然地面に大きな切り込みができた
それは怪人に向けて放たれたようなものだった
おかげで怪人の標的は私達から外れた
その好機を逃す手はない
私はタレオ君と共に必死に逃げた
『はぁ…っ、げほっ、げほ…っ！』
タ｢はぁ、！はぁ…！｣
誰が助けてくれたかは知らないが逃げ切ることができた
今は瓦礫に隠れて座り込んでいた
マジで怖かった…っ
ここ最近で何度死を感じたことか
タ｢お姉さん…っ｣
『はぁっ、…ん、？』
タ｢あの……っ、今聞くことじゃ、ないと思うんだけど…その…｣
タレオ君は何か聞きにくそうにもごもごとしていた
『どうしたの？』
タ｢お姉さんって…その、おじさんのこと…好きなの？｣
『……へっ？』
本当に今聞くことじゃない！！！
思わず変な声を出してしまった
『な、なななんで今！？』
タ｢ご、ごめんなさい！気になっちゃって…｣
でも何で気付いて……
いや、当たり前か…タレオ君の前であんな姿見せちゃあそう思うか
『っ、……大事な人ではあるよ』
タ｢大事？｣
『…うん、ガロウのおかげで私はここまで変われたし少しは強くなれたの』
タ｢強く……｣
そう、ガロウのおかげ
まぁ、サイタマさん達のおかげでもあるけど…
『とりあえず！今は地上に出ることだけ考えて！』
タ｢は、はい！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんちょ - さいたまかっこいい！ガロウかっこいい！読んでて話しに入り込めました！更新再開楽しみに待ってます！ (2022年12月17日 14時) (
レス) @page13 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - とても楽しかったです！更新再開待ってます！！！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 2371260476 (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - かれんさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません！そんな風に言っていただけて本当に光栄極まりないです(><) すみません！もう少しお待ちください(泣) (2020年3月10日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - 睡眠丸さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません。えぇー！文才、神作だなんて…もったいないお言葉すぎます(><) 更新できず申し訳ありません、もう少しお待ちください(泣) (2020年3月10日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - 花音さん» コメントありがとうございます！返信遅くなってすみません！本当ですか！？また1人ファンが増えて嬉しいです！！しかも私のお話でなんて…光栄です(泣) 更新できず申し訳ないです(泣) もう少しお待ちください(泣) (2020年3月10日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪泉 | 作成日時：2019年12月31日 0時
