ヒョン！こっちむいて！ (ページ16)

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例のサイン会ﾊﾟｰﾄ2 ページ16

そのあと色んなペンやマスターさんに話し掛けられたり、写真撮ってもらったり、ペン交流も出来て余は満足じゃ(２回目)

会場を出ようとすると、スタッフの人に呼び止められ「Aさんですか？」と聞かれた。なんで僕の名前知ってるの？ちょっと不思議に思ったけど間違ってはないので素直に答えた。

スタッフの人はパァァッと表情が明るくなって「来て下さい！」と僕の腕を掴んでグングン人混みを掻き分けてく。
先程の会場裏に連行されました。

僕なんかしたっけ……
もしや壇上で踊ったのを怒られる？？？
調子のり過ぎました。
ごめんなさい……どうか殺さないで……

スルギ「ヤァ！私の弟！」

A「ふぇ！！！？？？なんで！？」

スルギ「弟の驚く顔が見たくてw」

何が起きてるのかわからなくて、ヌナの顔をじーっと見るとヌナもこっちをじーっと見て

スルギ「私、Aはアイドルの素質があると思うの。初めて会ったけど凄く気に入った。昔から知ってるみたいに話せるし、可愛い顔も持ってる。勿体ないよ。おねがい…私の弟になって…？」

僕の手を握ってくるヌナ。
そんなことされたら…そんなことされたら僕…

A「なる。(即決)」

こうして僕は事務所入りしたのであった！！

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