【A3！】何時かまた。 君と此処で。 【三好一成】

とぅえんてぃーないん　翡翠 ページ40

「どこいく、？」

せっかく莇坊と幸坊におめかししてもらった
から、デートしよ！…って思ったんだけど…

「ほしば有るから、そこいかない？」

一成が気をきかせて誘ってきた。

「うん、いいよ！」

…とはいったもの、ほしばって…
高いんだよなぁ………

「どうするどうする〜？
　あ、みて！満開向日葵フレーバーだって！
　テンテンみたい〜!!」

「本当だ！こっちはハイビスカスだって！
　これは一成だね〜 じゃ、私これで！」

「んじゃっ、俺は…
　この、ストロベリーフロートで！
　何かデザート頼む？」

「い〜い？」

「ん、いーよ！」

じゃあ、お言葉に甘えて…

「イチゴミルクレープ！」



「これが噂の…ほしば…」

「翡翠〜！インステ用の写真パシャるから、
　こっち見て！」

それから、写真を投稿後、
二人でいただきます！

「なんかさ、家族みたいだね…
　二人でいただきますして食べ始める。」



「本物の家族に、ならない…？」

突然の空白に、どうしたのかと思うと、
俗に言う、プロポーズをされた…

「か、家族…け、結婚…!?!?」

状況がつかめず、悩んでいると、
お店の明かりが急に消えた。

「ひゃぁっ!?!?」

驚いているのは私だけだった。

「ハッピーバースディ、翡翠！
　そして、オレと結婚してくれますか？」

暗闇の中、私達の上の明かりだけ光り、
一成が翡翠色の石が付いた指輪を差し出して
膝まずいている。

答えなら、もう決まってる。
でも、緊張して言葉が出ない。

だけど、一歩踏み出すんだ！

「はい！よろしくね、かず！」

私がそう言うと、辺りは拍手と歓声に
包まれた。
気が付くと、私も一成も、泣いていた

【番外編】天馬誕生日！！　いっけねー！遅刻、遅刻ぅ〜！！→←とぅえんてぃーえいと 一成

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