【あんスタ】騎士達にデレ期が来ました。

騎士たちの晩餐会 凛月side ページ6

1週間前の出来事。





「ふぁぁ…ふ…、眠い……。」




こんな日に限ってAはいないし。本当、使えないなぁ？


今は俺たちのユニット、ナイツで集まりそれぞれに好きなことをしている。

俺は今日プロデュースしてくれるはずのAを待っていた。

セっちゃんはAが来ないからか、イライラしてるし。

スーちゃんはお姉様……！？とか言ってソワソワしてるし。

王様はインスプレーション湧かないー！Aー！とか言ってるし。


まぁ、カオス。



俺は寝っ転がったまま、頬に手をついてみんなを見る。


「ねぇ、普段ツンツンの癖に。Aの前でも素直になればいいじゃん。」


そう言うと、四人が一斉にこちらを振り返った。

え、怖いんだけど。


「はぁぁぁ！？何言ってんのぉ！？Aに優しくする！？無理に決まってんじゃん！」



「そうですよ朔間先輩！お姉様に優しくなど、わた、私にはっ……！」


なんなの、こいつら。

俺は呆れ気味でため息をつくと、


「簡単じゃん。Aゴリラの割には優しいんだからさぁ。甘えればいいんじゃん。」



スーちゃんが俺の方に近付いてきて、肩をガクガクと揺らす。


「NOOOOO！朔間先輩はいつもそうやってお姉様にbodytouchとかしたり！それにお姉さまはゴリラじゃありません！お姉さまは……！



とっってもcuteな方なんです！！！」








スーちゃん、わかったよ。わかったから泣くのやめよう？


そんな顔アイドルじゃないよ、ほんと。

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