: 5 . ヤキモチ II 【jelside】 ページ6
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怒ってAが出て行ったドアを見詰め続けてどれくらいの時間が経っただろうか。
今日はもう仕事は終わっていたのが幸いで、楽屋でダラダラ過ごしていた時に俺が吐いた言葉のせいで怒ってしまった。
ヤキモチ、だよなあれは。
s「 おーい、ジェルー?」
c「 これもうログアウトしてるよ 」
ri「 てかジェルくん殴られたわけじゃないんだから右頬押さえんのやめてくれない?」
j「 えっ俺殴られてなかったん?」
ro「 殴られてないよ、暴言のショックでかすぎて頭おかしくなったんじゃない?」
j「 皆俺が傷心中やってのに… 」
n「 絶対嘘!!傷心なんてしてないでしょ 」
c「 え?どういうこと?」
n「 逆にAにヤキモチ妬いてもらってて嬉しいんじゃないのジェルくん 」
j「 なんで分かんのなーくんこわ!!」
n「 そりゃダテに相方やってないからね?」
滅多に妬かないAがヤキモチ、というだけで俺は舞い上がるほど嬉しい。
趣味悪いとか言うなよ?聞こえてるからなそこのお前ら。
s「 でもあれ結構本気で怒ってたんじゃねーの?」
ri「 Aがあんなに怒るのも珍しいじゃん 」
j「ヴッ、、」
n「 てかジェルくん 菊池さんの話Aの前でばっかり話してたのもわざとでしょ 」
j「 何でわかんねんやめてそこまでくるとほんまに怖い 」
c「 うーわ 」
ro「 それはないよジェルくん 」
j「 だって一回でいいから妬いて欲しかってんもん!」
n「 早く謝ってきなさい。」
なーくんに怒られ改めて反省し A探しの旅に出る。
j「 クッソ、会社にいないとかないやんな?」
知り合いのスタッフに声をかけ 行方を聞くも 皆知らないと言うばかり。
j「 ほんまにどこいったんや、」
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作者名:ガおさん! | 作成日時:2021年9月5日 21時