【HQ!】オカンとゲーマーと中二病と。

非日常１ ページ3

「ナイッサーッ！」


「サッコーイ！」


いつもの朝は、部活から始まる。


ボールが床にあたる音


手にピッタリ当たった時のボールの音


シューズがこすれる音


流れる汗、選手が一生懸命プレーをしている姿



私は、それが好きでバレー部に入った。

だがしかし嫌い、というか、苦手といいますか。



そんな存在がある。


それが＿＿＿＿...。


「おい、マネージャー、早くドリンクくれよ」


こいつら、の存在。


いや、優しい人は優しいんだけど。


とくにこいつが苦手だ。



黒尾鉄朗。一応、主将の人。


なんでこんな人が主将なのかマジわけわかめなんですけど。


なるなら絶っ対、夜久先輩でしょ。



「お前さっきから何百面相してんだよ。ブスの顔がさらにブスになってんぞ」


『....。うるさいですトサカ』


「あぁ!?トサカじゃねぇし！寝癖だし!!」


『そんな情報いらないです』


「黒尾！さぼってんじゃねぇ！まだ練習中だぞ！」


「ｹﾞｯ、夜久…」



「…A、あれとって」


『あれじゃ分かんないよ研磨君』


これが私の日常。


あれ、私の日常って、これでいいのかな…？？

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