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第二訓 お前らテロなんてやっている暇があるなら((以下略 ページ5

アンパンこと山崎が突き止めた奴らの潜伏場所が、


_ホテル IKEDAYA。


もしかしなくても…これって、池田屋だよなァ?

あの有名な池田屋事件だよなァ??


それがこの世界ではホテルなのかィ…。


毎回、俺がいた世界の歴史と微妙に違う事に、
驚きを隠せないんだが。

と思いながらも、
表はポーカーフェイスを保っていることを俺は知らない。


土「オイ総悟、行くぞ」

『…へーい』


俺がホテルを見上げて多少の歴史の違いに驚きつつ、
出入り口に突っ立ていると、土方さんに呼ばれた。

ホテルを見て驚いていたので、少し反応が遅れてしまった。

気が抜けた返事なのは、いつもの事でィ。


…チッ。

なんか気に食わないから、
後でどさくさに紛れて土方さんにバズーカ撃とう(犯行予告)









山「…この部屋です」


山崎が声を潜めながらそう言って、
15階にあるホテル IKEDAYAの一室の前に俺達は待機する。

この部屋に指名手配中の桂と、
その派閥の仲間が集まって潜伏しているみたいなんでィ。

話声が襖から薄っすら聞こえるから間違いないだろ。


土「…一般客は全員避難したな。


よし、突撃するぞ!」

隊士達「「「はい!」」」

山「はい!」


全員がいる事を確認し、
土方さんは勢いよく襖を蹴り破る。


土「御用改めである!!神妙にしろテロリストども!」

攘夷「しっ…真選組のだァっ!!」

桂「イカン逃げろォ!!」


土「一人残らず打ち取れェェ!!」


_ゴワッシャ!!


突然の襲撃に桂及び攘夷浪士達は驚くも、
俺達が真選組だと分かると一斉に逃げ出した。

…逃げ足早ェなオイ。


さて、土方さん何処行ったかィ。

確か、いの一番に先頭を爆走していった
桂と攘夷志士を追いかけて行ってたはず…。

そう思いながら俺も後をついて行くと、
木刀を持った銀髪の男が抜刀した土方さんと斬り合っていた。

その時俺は思った。


_これはチャンスだと(邪悪な笑み)


バズーカをあの二人に向けて発射する。


『土方さん、危ないですぜ』


_ドゴンッ!!


土「うおわァァァ!!」


直撃…はしていないかァ。

まァ、いいや。


_パラパラ…


『生きてやすか、土方さん』


他人事のような声色で、土方さんの安否を確認しに行く。


土「バカヤロー、おっ死ぬところだったぜ」

『チッ、しくじったか』

土「しくじったって何だ!!
オイッ!こっち見ろオイッ!!」


今度は、直撃するようにしっかり当てないとなァ。

土方さんの命を狙う、それが今の俺の日課でィ。

第三訓 お前らテロなんてやっている暇があるなら((以下略→←第一訓 ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ



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作者名:とおかんや | 作成日時:2020年11月10日 16時

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