いちごミルク ページ38
おまけ
ry side
珍しく寝坊して急いで食べようと思った朝食も全部食べられなかった挙句、走って駅まで行ったんだ。
やばいかも、そう思ってブドウ糖のタブレットを求めてリュックのポケットに手を突っ込んだ時、「終わった」それしか考えられなかった。
昨日最後の1個を食べてしまったのをすっかり忘れてた。今まで切らしたこと無かったのに、補充を怠った過去の自分を責めた。
意識を飛ばさないこと。それだけ意識していた。
声をかけてくれたのがいつも同じ終点まで乗り続けるお兄さん。
医大生だって知った時はちょっとびっくりしたけどとっても心強かった。
“次は、終点医療大学前、医療大学前”
大「さ、降りよう」
涼「有岡さん、ほんとにありがとうこざました」
大「お大事に。…俺これからも一限の日は大抵あの電車乗ってるから」
あとから聞いた話だと医大生は必修科目ばかりで、いやでも朝イチで登校してるらしい。
尚更たくましいや。有岡さんにはちょっと気の毒だけど。
涼「授業遅れちゃいましたよね、ごめんなさい」
大「まだ1回しか飛んでないからセーフ」
お医者さんなのにちょっとツンデレ。かわいい。
「おーい、だいちゃーん!大ちゃんも遅刻かよ!」
手を振りながら後ろ近づいてきたお友達らしき人。
「あれ大ちゃん弟いたっけ?後ろ姿そっくりだな。いや顔は違いすぎるな、ごめん」
大「いやそれなんのごめんだよ」
涼「じゃ、ぼく出口北口なんで。」
大「涼介も聞かなかったことにすんなよ!涼介の顔が整いすぎなんだよ!」
もう涼介って呼んでくれることに抵抗ないみたい。
明日また、話せるかなあ。
いつか俺も大ちゃんって呼べるかなあ。
医者と患者でもない、先輩後輩でも、単なる乗客どうしでもない、新しいお兄ちゃん、ができた。
*☼*―――――*☼*―――――
皆さんお察しの通り、完全名取先生かぶれです。
3話分の短いお話なので載せるか迷いましたが、おまけつけて強行突破。
privatterとかならちょうどいい文量なのかなあ、始めたらいいのかなあ…と思いつつ、
私のTwitter(X)は未だ作者さんたちのリレー企画やら小話やらを一方的にいいねしては繰り返し見る専のままです(´・ω・`)
直接感想伝えたりしてみたいなあと思いつつSNS上でも陰キャなので←
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こた(プロフ) - 碧生さん» 確かにカニアレルギーでしたね忘れてました。不覚。誤解が解けてお互いよかった。お店の仕様は分かりませんが、もしまだアレルギーがあったとしても本人ももう30ですし(認めたくない)しっかり把握してると思います。でも、ナイス心配です👍自分は気づかなかった。 (6月27日 1時) (レス) id: 00ff7b069b (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - こたさん» 表現が悪かったです。山田くんは(今はもう大丈夫とどこかで見た気がしますが)蟹のアレルギーがあったので、お寿司屋さんで何か分からないものを食べたら危なくないかな〜心配だよ、と言う意味でした。誤解をうむ書き方で失礼しました (6月27日 0時) (レス) id: 387004cb32 (このIDを非表示/違反報告)
こた(プロフ) - もし解釈が違うようでしたら教えてください。 (6月27日 0時) (レス) id: 00ff7b069b (このIDを非表示/違反報告)
こた(プロフ) - 得体の知れない寿司ってどういう意味ですか?もし最近あった迷惑客の件とかならお店側は悪くないしあの事件以降より対策もしっかりしてるはずです。それに山田くんのリクエストで寿司になったのでは? (6月27日 0時) (レス) @page31 id: 00ff7b069b (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - リクエストいいですか?がんばるおじゃんぷくんで出していた知念くんの肉離れの山田くんVer.が見たいです!更新頑張ってください!! (2019年3月24日 21時) (レス) id: 16706f39f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧生 | 作成日時:2019年2月9日 0時