がんばるおじゃんぷのりょうすけくん。

いたいのいたいのとんでいけ。 ページ15

涼介side

知念が出ていった後。

大「ごめん、隣までちょっと痛いかもしれないけど」

そういって起こすのを手伝ってくれた大ちゃん。

大「心苦しいけど、お前、歩きたいだろ？」

本当は歩かせたくないとか思ったのかも。
でもこいつはしっかり俺の名誉も守ってくれるから。
安心して肩をかりてゆっくりと歩き始めた。

楽屋は隣の部屋なのにいつもの倍はかけてあるいた。

大「圭人と裕翔もうスタジオ行ってんだ」
楽屋では知念だけが待っていた。

きっと察してくれてスタジオで順番待ちでもしてるんだろう。

知「マネージャーが痛み引くまでしばらく休憩いれて短縮して撮るよう調整してくれるって。」

ソファー横になった俺にそう告げるとペットボトルと氷嚢を手渡す知念。

知「薬飲んで休みな？」

痛み止め飲んでないのはもうとっくにバレてる。

氷嚢はきっと給湯室かどっかで借りてきてくれたんだろう。何も言わずに痛むところを冷やしてくれた。

涼「ごめんね……」

大「頑張ってるな、お前」

頑張れっていわれるより嬉しかった。
自分が頑張ってることを知ってくれてる。それだけで十分すぎた。

知「みんなそう思ってるの、知ってるでしょ？」


ようやく落ち着いたと思っていた涙がまた零れそうだった。

涼「ありがとう。…これからも、頑張るね」

いや、正しいのは

涼「だから…がんばろう、？」


知･大「もちろん」

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何だこの終わり方って世界中が私に言っている(土下座)

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