悪女は花を散らす【オリジナル】

　
　
　
「良いじゃない。私を本気にした事、後悔させてやるわ」

涼子は名門一家の令嬢だ。美しく上品で、謙虚な性格の彼女は社交界でも理想の淑女として有名。だが学院では、婚約者と仲の良い男爵令嬢に嫉妬する悪女だという噂を立てられ、どんどん立場が悪くなっていた。

自分でも気付かない内に傷付いていた涼子は、一匹の弱った妖狐を拾う。妖狐は涼子に懐き、涼子も妖狐に心を癒されたが、例の男爵令嬢によって妖狐を取り上げられてしまう。

涼子は誓った。いつか彼女に復讐をする事、そして失った幸せを取り戻す事を。

“悪役”令嬢だった涼子は、“悪女”になったのだ。

・内容はよくある悪役令嬢ものです。

・世界観ゆるゆるの妄想です。

・一応、ハッピーエンドの予定。
　
　執筆状態：更新停止中