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雪菜「………」ジーッ
「何よ、雪菜ちゃん」
雪菜「Aさんって、なんか社長と仲良いですよね……(¬_¬)」
「へぇ!そ、そんな事無いよ!ないないない!!」
私と亮平が幼馴染という事は、大学の先輩であった深澤部長しか知らない
というか、バレたら他の女性社員から何させるか分からない……
雪菜「えー、1人に対してあんなに話すのAさんぐらいですよ」
「そんなことないから。ほら、早くやんないと定時に終わんないよ」
雪菜「あっ!やばい。今日は何が何でも定時で終わらせないといけないんです!」
「なんかあんの?」
雪菜「ふふ、彼氏とデートなんです」
「えっ、彼氏居たの?」
雪菜「はい!Aさんは居ないんですか?」
「ふっ、そんなものとうの昔に諦めたさ」
雪菜「つまり居ないってことですね」
「そんなはっきり言わないでよ〜」
雪菜「でも、深澤部長とお似合いですよ」
深澤「ブーー!」
あっ、コーヒー吹いてた。聞こえてんのかい
「なんで部長なの?」
雪菜「だって、大学の先輩なんですよね?ってことは、青春を共に過ごしてる訳じゃないですか!それに、妙に距離が近い!」
何だろう。雪菜ちゃんが言ってる事、亮平にも当てはまるんだよな。複雑
雪菜「どうです?」
「どうです?って言われても……」
キーンコーンカーンコーン……
雪菜「わぁー!定時になっちゃった!?」
「無駄話してるからだよ」
雪菜「そう言うAさんだって」
「残念ながら終わってる」
雪菜「そんなぁ」
でも、雪菜ちゃんこれからデートって言ってたよなぁ
帰っても何もすること無いから、預かるか!
「ほら」
雪菜「えっ?」
「デートなんでしょ?残ってるのちょうだい?」
雪菜「良いんですか?」
「その変わり、明日のランチ奢ってね」
雪菜「もちろんです!ありがとうございます!」
雪菜ちゃんは、残りを私に渡し急いで出ていった
深澤「Aちゃ〜ん、良いのかい?」
「特に予定も無いし、いいかなって」
深澤「まあ、Aのお人好しは今に始まった訳じゃねぇもんな笑」
「でしょ?」
深澤「あんまり無理すんなよ。じゃ、お疲れ様」
「お疲れ様です」
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名無し - まだですか?待ってますね! (2021年9月16日 17時) (レス) id: 0532935fdc (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続き待ってます! (2021年8月31日 6時) (レス) id: 0532935fdc (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 更新まだですか?続き楽しみにしてますね! (2021年6月20日 8時) (レス) id: 30769a7346 (このIDを非表示/違反報告)
姫美(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます(*'ω'ノノ゙ (2021年6月1日 8時) (レス) id: 8f20ccbeb8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続き楽しみにしてますね! (2021年5月31日 23時) (レス) id: 30769a7346 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫美 | 作成日時:2021年4月10日 22時