キャラメルヘヴン ２【沖田総悟】

隊長24 ページ8

『ﾌﾜｧｧｧ




お腹、すいた。






って何時だ。』





時計を見ると



AM ４時。




『夜中…。みんな寝てるな…。』



ボソリと独り言をうかべながら




食堂へと足を進めた。






食堂へ着くと、冷蔵庫を開け、



事前に大江戸スーパーで買っておいたサラダを取る。




蓋には油性マジックで


[A 食べたら息の根止める。]


と書いておいたので、誰も食べないわけだ。





しかし、ここで疑問がひとつ。





見覚えのないパッケージの蓋に




さっきと同じ文字がかかれていた。



しかも中身はみたらし団子。




字も私の字ではないし、書いた覚えはない。




サラダを食べ終わり、もう一度みたらし団子が入ったパッケージを見る。



気になるから手に取ると、パッケージの下にメモがあった。






[お前にやる。
助けに行くの、遅れて悪かった。]



総悟の字ではっきりと書かれていた。





みたらし団子をひとつ食べる。




『バカっ。』







しょっぱい涙と、



甘いみたらし団子




が混ざり、







恋の味がした。

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