キャラメルヘヴン ２【沖田総悟】

隊長27 ページ11

翌日、山崎から

｢沖田隊長、具合悪いみたいですよ。｣



なんて言われたときは焦った。


それなりに料理ができる私は卵粥を総悟の部屋に持っていったが、寝ていたため机に[早く直せよ、バカ。]と書いたメモを置いてきた。






素直じゃない…。


ほんとに私って素直じゃないな。




万事屋へ行こうと扉を開けると、桂小太郎がご登場。



｢わー。すごい！こんな作り方になってるんですね!!真選組って！(裏声)あ、いや、ちょっと、社会見学に…。｣



目の前に敵が現れたのに、私はなぜかフリーズ。



いやいや、はやく、捕まえないと



金が…←




｢………髪の毛にホコリがついてますよ。少し、じっとしてください。｣


私が考えた作戦は[知らない人のふりをして金ガッポガッポ作戦]←



きょとんとしている桂小太郎。

(よっしゃ)
わたしが思っていると

｢桂じゃない、ヅラだ。違った、桂だ。髪の毛にホコリィィィ！？何故、もっと速く教えてくれなかったのだ!?｣


いや、今会ったばっかじゃん。


｢もう、知らない!!｣


なんか、逃げやがった。


｢あっ、金が…。｣←

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