推しと仲良くなってしまった…

さんじゅう ページ30

次の日。

私は寝坊をした。やばい。
集合時間5分前だけどまあいいや！←
いや、5分前じゃないけど。()強いて言うなら30分前だけど←

マッハで用意して行こうとした。靴を履いてる時、気づいてしまった。
……集合場所どこ？？？LINEするって言われたけどされてない。
私からすれば良かった…？しまった…今送るか！遅いけど！！

スマホを出してLINEを開いた瞬間。トーク画面の1番上に1件メッセージが丁度来た。

『…論くんだ！』

論くんとのトーク画面を開く。一言。〔家の外〕と来ていた。
私はドアを開けた。そこには論くんが立っていた。

論「ごめん！LINEするはずだったけど忘れてたわ！w」
『あ、いや、大丈夫だよ！わざわざ来てもらって…ありがとう！』

論くん…今日もカッコイイ…！

論「よし、行くかぁ」
『うん！』

私は論くんの隣に立つ。
あ、、、横顔もカッコイイ……っていうか前から思ってたけど身長高いな…

論「この前莉音に会ったって聞いたよ」
『うん、たまたま仕事帰りに会った。なんか遅刻してるなーくんを待ってるって言ってたw』
論「あー、なーくんは寝坊したって言ってたなぁw」

他愛ない話をして駅の映画館に向かう。これってカップルに見えてるのかな…いやいや、まさかね！私だけか…考えてるのは。っていうか考えすぎなのかな。
最近は男女の友情とかもあるって言ってたし。(華ちゃんが)

論「聞いてる？」
『え！ごめん！考え事してた！』
論「もーw」

笑い顔可愛い…
やべ、可愛いとカッコイイが混ざってやがる……←

さんじゅういち→←にじゅうきゅう

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す